- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
16世紀、戦乱のイタリアはロンバルディアに咲いた二輪のばら。ローザとロザリアの戦いの物語はいよいよ佳境へ-。航空戦記劇画の雄、滝沢聖峰の新境地はいよいよ最高潮へ。『月刊モデルグラフィックス』にて好評連載中の歴史一大叙事詩、ついに臨界点を迎える!教皇軍とフランス軍の激戦の行方は、そして戦乱に揺れる二輪のばらの運命は-。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
3
ロザリアとローザ姉妹が、フランス軍と激突する決戦が激燃え!大砲、火縄銃、騎兵、槍兵を組み合わせた戦術を準備段階から克明に描写していて、ゾクゾクした。敵も味方も様々な利害が渦巻く中での権謀策術も読み応えがあり、伏線確認も兼ねて、新刊が出る度に一巻から読み直している。最初から読むと、圧倒的な大河ドラマであることも感じられて、この調子で続いて欲しいものだ。それにしても、ローザの「人間とは不自由なものだなぁ・・・」にはシミジミしてしまった。あとがきの、一巻からの絵の変遷に関する解説は爆笑もの。絵、変わり過ぎだろ。2011/06/29
ヒライヌス
1
オマケの絵の変遷検証がすごい。絵が変わったことには気づいてたけど、ロザリアもジェルソミーナもここまで別人だったとは。2011/03/24
YS-56
1
この戦いが終わったら~したい、なんていかにもな台詞でしたが…勝ったのかな?2011/03/18
猫森
0
ジェルソミーナは1巻の初出が一番好きだったな。ロザリアもローザも凛として格好いいんだけど、キャラがいまいちつかめない(弱さとか揺れとか隙みたいなものがない)。4巻もあるけれど、ここまででいいやー。服や鎧がおっぱいに同化していくのが、何だか妙に違和感あったです。…というどうでもいい感想しか書けない。2014/08/16
蒼色
0
物語後半の野戦シーンも良いけど、前半の政治的駆け引きと戦争への準備/地盤固めのきな臭い空気と緊張感も良かった。 「この火薬は塩分が多いな、だがそう悪い質ではない。砲身をよく拭って射撃すれば問題はないだろう」 こーいう“職人”的なセリフが巧いよね。2011/03/21