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内容説明
人と関わることが苦手な子どもや若者が増え、大人の間にもその傾向は広がっている。相手の伝えたいことや感情を察して言葉をかけ、会話をつないでいくことができないのだ。こうしたコミュニケーション力の不足は、実は「自分にはいいところがなく×ばかり」という自己評価の低さに起因している――。カウンセリングや研修で多くの人たちに接してきた著者が「自分に×」ではなぜコミュニケーションがうまくいかないのか、そのメカニズムを実例をあげて解説。あわせて、自分に○をつけ自然に人とつながっていくためにはどうしたらよいか、具体的にアドバイスする。【目次】はじめに/第1章 つながらないコミュニケーションの根にあるもの/第2章 なぜ自分につく×を怖れるのか/第3章 コミュニケーション力を育てるために/第4章 どうやって自分に○をつけるか/第5章 子どもの○を見つける/おわりに
目次
はじめに
第1章 つながらないコミュニケーションの根にあるもの
第2章 なぜ自分につく×を怖れるのか
第3章 コミュニケーション力を育てるために
第4章 どうやって自分に○をつけるか
第5章 子どもの○を見つける
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みさみさ
4
割と自分はポジティブなんだな、と思った笑2022/02/02
辺野錠
4
自分自身が親の仇みたいなものなこっちにとって自分に○を付けるというのは重要だと分かっちゃいるけど難しいというのが正直な感想。それだけに第4章の内容を少しずつ実践していくのが重要と思った。2016/05/15
やす
4
わかったぜ。なぜ自分に自信がないか。それは自信がないからなんだぜ。今まで自分を悪く評価するばかりで、自分自身を褒めることをほとんどしていなかった。何か小さなことでもいいから、毎日自分を褒めたい。今日もはやおきできたね、えらい◎。今日も歯を磨いたね◎。今日も笑顔でいられたね◎。こんな感じでですね。成長意欲があるのはけっこうだが、自分の悪いところばかり目にしていると、欠点を直し続けなければならないため、疲れる。今日も精一杯やったね、と自分をほめたくなる。将来の子育てだけでなく、自分を育てる一冊です。2012/02/09
けんとまん1007
4
昨日、研修会社の人と話をしていて、ここに書かれていることと繋がる話も結構あって、やはりそうなんだと再認識した。段々と、相対的な評価(人と周囲と比較して・・・)が幅を利かせてしまってきているのが根っこにあるかもしれない。その裏返しである絶対的評価(これも難しいが)の基準を持てないからなんだと思う。それ自体が、○を持てない・・・になるのだろう。と考えていると堂々巡りになっていくのかな。人は間違うものであると思っているし、ある場面が全てではないわけで、いろんな顔を持っているからこそ○も持てるのだ。2011/05/28
T. Mu
3
自己肯定感や自尊感情を高める事がコミュニケーション力を高めることにも繋がってるんですね❗ 子どもたちのそれを高めていけるようにしたいです。いい本を読みました2016/02/12