ディスカヴァー携書<br> すべての日本人のための 日本一やさしくて使える税金の本

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ディスカヴァー携書
すべての日本人のための 日本一やさしくて使える税金の本

  • ISBN:9784887598966

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内容説明

税金を自分のこととして、自分の頭で考えるための、
日本一わかりやすい入門書


「税金はどう使われている?」「消費税増税ってどうなの?」
「日本の税金は安い? 高い?」「子ども手当と扶養控除、どっちがトク?」
「相続トラブルはなぜ起こる?」

・・・あなたはどれだけ答えられますか?

政治家や専門家に任せきりにせず、
自分のこととして、自分の頭で考えるために、
まずは税金の基本的な仕組みと論点について学ぼう。

社会人として、納税者として、当然知っておくべき税金について、
これだけわかりやすく書かれた本はなかった!

元国税調査官の経営コンサルタントだから書ける、日本一わかりやすい税金の入門書。

目次

第1章 税金は取られるもの?―財源と税金論の基礎(増税なんてありえない! そもそも税金はなんのため? ほか)
第2章 サラリーマンの経費と103万円の壁―所得税(サラリーマンは損してる? 公私の区別ってむずかしい―年末調整と確定申告 ほか)
第3章 景気回復とグローバル経済に欠かせない話題―法人税(法人の所得とは 法人税率引き下げで、景気は回復する? ほか)
第4章 簡単なようで、意外とむずかしい税金―消費税(消費税が上がるとお店は儲かる? 消費税アップと「益税」 ほか)
第5章 取れるところから、取りたいけれど―相続税・酒税・たばこ税など(相続税とは 同じ金額を相続したのに、税金が違う? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

104
まあまあ。夜のバーで繰り広げられる物語形式で、税金の仕組みなどについて学ぶことができる一冊。実用書というよりも税金に関する共用本のような位置づけで、日本のいろいろな税金のことが広く浅く紹介されている感じなので、一般の会社員にはあまり関係のないことも多かったりするかも。また、節税などのハウツー的な側面もない。ただし、文章が平易でわかりやすく、サラッと読める。2021/05/31

更紗蝦

14
この本を読んで特に勉強になったと思ったのは、次の3点です。 ①配偶者控除は「すべての人が健康で文化的な生活を送るため、課税されない権利」を考慮した税制。 ②給与には消費税がかからない一方、派遣社員を使用する場合は消費税がかかるせいで、正社員から派遣に切り替えると結果的に節税になるような仕組みになっている。よって、消費税の増税は正社員をできるだけ減らそうとする傾向を促進する。 ③日本の消費税はヨーロッパの付加価値税を真似たものなのに、付加価値税の中核である「インボイス制度」を取り入れていない。2018/03/23

ニャンリッチ

7
ビールの値段のうちの4割が税金なのだと。しかも酒税が含まれた価格に消費税率を掛ける二重課税。「高額納税者に、俺はなる!」とか言いながらビールをたくさん飲んでしまおうかな。消費税を1%上げるだけで税収に対するインパクトが強いというのは驚き。住宅ローン控除などの税制上の優遇措置に国策の思惑があるとするならば、政府が130万円の壁を引き上げない意図はなんだろうか。いま、インボイス制度が大騒ぎになってるけど、消費税を導入するとき、欧米では当たり前のこの仕組みの導入を後回しにしたからこんなことになってるのかね。2023/11/09

Lagavulin

6
ちょっと古いが入門には最適。現状を知りたいときは最新の本で補完しよう。2021/12/11

Eradist

6
所得税や消費税などについて無知の知を思い知らされた本。印象に残った3点として、①消費税の増税が売り上げが一千万未満の事業者は免税事業者となり、消費税増税を利用して収益アップを図ることができてしまうこと。②所得税についての基礎控除38万円/年が最低限の健康的、文化的な生活ができる所得で差し引かれていたこと。③酒税について日本のビール税はドイツや米国の10-20倍でビールの値段の半分近くは税金で、”とりあえずナマ”は日本の国益のための行為だったということ。2020/08/09

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