ハーレクイン<br> 偽りの別れ

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ハーレクイン
偽りの別れ

  • ISBN:9784596125989

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内容説明

パーディタは心臓の具合が悪い父親に代わり、金策のためにロンドンの街を走りまわっていた。経営する会社が財政上の危機に瀕していたのだ。しかし、融資してくれそうな取引先はなかなか見つからない。そんなある日、パーディタは思いがけない人物を目撃した。三年前、カリフォルニアで結婚してすぐに破局を迎えた男性――ジャレッド・デンジャーフィールドだ。陰気な笑みを浮かべたジャレッドの顔を見たとたん、パーディタはやみくもに駆けだし、その場から逃げた。ほどなく彼が有望な融資先の重役として現れるとも知らずに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

10
結婚して二日で家出をしたヒロイン。よくある誤解ものなのねと思った。でもヒーローは割と我慢強く押したり引いたりなんとか結婚をやり直そうとしている。彼の生い立ちにはいろいろ問題があり、出会ってすぐ結婚したためお互いに相手がよく分かっていなかったので踏み込んだ話し合いがなかったのね。読み進むうちにヒーローがとてもいい男だと思えるようになって、そうなるとヒロインがわがままなのかと思ったり。でも好きな人だからこそ、結婚する理由を大事にしたい気持ちも分かる。妥協じゃなくって、歩み寄りが大切なのね、と思った次第。2013/05/19

MOMO

2
嫉妬深くて人の話に耳を傾けず、意地っ張りなうえに臆病者なバーディタちゃん。読んでて、ほんとイライラさせられたわ!おまけに詰めが甘い!書類を送ったからって、その後放置するなんて、信じらんないお馬鹿さんだこと!あのまま行ってたら、あなた、もうちょっとで犯罪者だったわよ!よく、そんなことで会社の経営に携われたわねぇ・・・・あぁ、そうか・・・だから、あんたんとこの会社って、つぶれかけてたのね!2011/05/16

me

1
ヒロインにイライラした。二人だけで結婚したヒロインは、寝室でヒーローが女性といるのを見つける。ヒーローがいくら話を聞いてくれと言っても頑として耳を傾けないヒロイン。ヒーローが目の前で殴られぼこぼこにされても助けもせず見てるだけ。ヒーローは一貫してヒロインに誠実で魅力ある男性だけどヒロインのどこが良くて必死に追いかけたのかさっぱりわからない。ヒロイン婚約者も変な人。お金目当てでもなく、愛人がいるならヒロインを本当に好きなわけでもなく。登場人物全員に共感できず読了。イライラする話だった。 2018/11/27

くろうさぎ

1
ヒロインの自分が傷ついたから、考えられなかったっていうんで、楽なほうへと流れていったのが、ちょっと・・・・。なんにしろ、気づくの遅すぎだし・・・・。ヒーローは、大変だったろうなぁ・・・・。2011/10/18

みろん

1
病に伏した父の会社の再建に奮闘している女性と、3年前に彼女と結婚を誓い合っていた元恋人とのロマンス。 聞く耳持たないヒロインがネックだけど、忍耐強いヒーローが良かった。  2011/04/30

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