70年代ノート 時代と音楽、あの頃の僕ら

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70年代ノート 時代と音楽、あの頃の僕ら

  • 著者名:田家秀樹
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 毎日新聞出版(2013/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620320465

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内容説明

ミニコミ、フォーク、深夜放送、ニューミュージック、そしてロック──。
時代の現場から見た70年代の実録、サブカルチャーからメインカルチャーへ至る決定版クロニクル!

〈七〇年代は七〇年代だけで存在するわけではない。六〇年代があって七〇年代がある。
そして七〇年代があって八〇年代に続いている。
そういう意味では、ここに記されたこともすべてが現在進行形という言い方もできる。
何がつながっていて何が途絶えたのか〉 (あとがきより)。

<目次>
予兆といえる出来事があった一九六八年
日本初のタウン誌『新宿プレイマップ』創刊
巨大な歌声喫茶となった西口広場
べ平連の“花束デモ”がきっかけ
機動隊に排除された“西口フォーク”
怒り買った野坂昭如の対談記事
好評の創刊号、数日間で五百部を突破
映画「新宿泥棒日記」に登場した田辺茂一
劇作家や詩人の言葉に曲をつけた六文銭
メッセージ性が強かった関西フォーク
“政治”で燃えた最後の夜が一九六九年一〇月二一日
一九七〇年春、デモの音を入れたアルバム発売
“逆流のコミュニケーション”に活路
フォークソング扱うラジオ番組がスタート
暗中模索とも言える苦闘続けたロック
メッセージ性の強かった岡林信康
エレック最初のレコードは土居まさるの歌
相乗的に若者文化を生んだ放送と音楽
あやしげな雰囲気、醸し出していた二丁目
拓郎との出合いがすべての始まりに
ニューロックへ模索、実験が始まった一九七〇年
幻となったロックフェス『富士オデッセイ』
一九六九年に開始、全日本フォークジャンボリー
“演歌の星”藤圭子の年だった一九七〇年 ほか

目次

第1章 「漂流」(予兆といえる出来事があった一九六八年 日本初のタウン誌『新宿プレイマップ』創刊 巨大な歌声喫茶となった西口広場 ほか)
第2章 「分水嶺」(新宿から巣立って独り立ち 発行元が変わって姿を消した『プレイマップ』 最も政治的な状況にかかわっていた頭脳警察 ほか)
第3章 「定着」(不評だった矢沢永吉ソロ初のツアー それぞれの絶望と希望、路地裏の少年たち レコードも出せなかったRCサクセション ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

最終バック九番手

2
初出は毎日新聞夕刊2007年10月~2009年連載…40年もたてば亡くなったりガン闘病中だったりっていう話題になるのは必然ではあるがロッカーの高齢化問題というのは今後どうなっていくのだろうなどと本書の内容とは関係ない方向に興味がわいてしまう…大阪のABCやMBSの人も本を書いてくれないかなあ…発効日:2011年3月10日…本体1600円2012/08/12

まんだよつお

2
新宿・フォークソング・深夜放送――70年代をこの3つのキーワードで読み解いていく。とはいうもの、新聞連載のコラムをまとめただけでは、「あとがき」にもあるように、掘り下げは不十分。僕自身、ほんのわずか間に合った70年代という時代を、「学生運動の挫折や敗北に始まり、フォークやロックなどの新しい音楽が生まれ、定着していく10年間」と位置づけ、「過去を捨ててまで新しい自分であろうとする」「その気概こそが〃手本なき時代〃を切り開いてきたパイオニアたちの真骨頂であり、70年代という時代だった」とする結論には賛成。2011/06/14

わし

1
1970年代に興味があった。初期の井上陽水の曲が聴いていて一番心地良いし、就職してからは吉田拓郎をよく聴くようになった。浜田省吾が吉田拓郎のバックバンドをやっていたなど、80年代後半生まれの私にとっては意外な事実が書かれていた。 毎日新聞の夕刊の連載を改稿したものなので、個々の記述にあまり連続性がない。しかしこの本をきっかけに、興味を持った人物、音楽に関して自分で掘り下げていけば良いと思う。 2012/11/08

take9296

0
私より上の世代が読んだら、きっと共感できるエピソードがたくさんあると思う。2011/04/16

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