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内容説明
ソーシャルメディアの発達で、消費者の声を探る手法が大きく変わりつつある。質問紙やインタビューに依存した従来型の手法では消費者の心の声(インサイト)を十分に反映できない。コミュニティの中に入り、データを観察し、企業活動に生かしていくために今何ができるのか。マーケティングリサーチの最新手法を紹介しつつデジタル時代の新たなデータ活用法を説く。
目次
Introduction 消費者が変わればリサーチも変わる
1 なぜ新しい消費者理解の技術が必要なのか
2 パートナーとしての消費者
3 消費者の言葉に耳をすます
4 新しいデバイスとテクノロジーの活用
5 マーケティングリサーチの伝統と革新
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyhhyy
2
少し古い本ですが、私にとっては認識できてなかったリサーチ業界における変革の事例が多く 大変参考になりました2014/05/19
よし
1
リサーチの現状とこれからについてザックリと知れる貴重な本。こういった類の本は時が経つと情報が古くなりがちなので、何年かのスパンで情報を更新した2や3を書いて欲しい。2015/04/27
井上岳一
1
マーケティングの本ではなく、マーケティングリサーチの本。「AskingからListeningへ」という帯文に惹かれて買ったが、残念ながら聴くことの意味は読み解けていない。今起きていることはマーケティングという概念が根本的に変わることかもしれないのに、そこを問い直すところまでいってないからぜんぜん面白くなかった。よく勉強してる人だなということはわかります。2012/02/28
riai10912
1
MROCの扱い方、実際などが興味深かった。リサーチは意識から聞いて引き出すところを超えて無意識から事実を紡ぐ時代になっていることが実感できた。
kozawa
1
著者的アンテナの最新情報をよくまとめてある。興味深い話も多い。広く浅く傾向があるので、本書で紹介されてる各種データや手法は気になったら別途調査って感じか。本書でも結構扱われている「アンケート手法」という観点で言えばマーケ分野以外での研究発展(心理、統計、IT等)をどう応用するか等課題は多いかな。2011/04/19