内容説明
第5回日本ケータイ小説大賞大賞受賞作! 14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に、自宅マンションのベランダから飛び降り自殺をしてしまう。しかし、死んだ直後に不思議な天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強いクラスメイト・榊洋人の家に転がり込むうちに、死んで初めて本当の自分の気持ちに気づくが、自分をいじめていたメンバーが続々と謎の事故に巻き込まれ、「安音の怨念だ」という噂がクラス内に持ち上がってしまい…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒川叶
5
10年以上前に読んだ作品。古本屋でたまたまてにとり読みました。はじめて泣いた本です 「辛かったね」って言葉、誰かに言われたかった時です。今新しく文庫として出版され、多くの人が手にとって読んでいます。素晴らしい作品が世間に知られ、凄く嬉しかったです。 この先の作品にも期待しています2019/07/07
あこ
2
子供から借りて読んでみた。悲しくて泣いた。どうか生きるという選択をしてほしいな。。。色々な立場からいじめについて考えたり、話し合ったりできる物語だと思いました。2013/02/18
❤︎
1
購読記録 ★3 中学生の時に図書室にあり読んだ作品。 お昼休みに読み終えて泣き過ぎて保健室行ったの覚えてる。
麻友
1
図書館で借りて読了。う~ん、ケータイ小説だねぇ。読みやすく話自体は良かったと思うんだけど、泣く程ではなかった・・・と言うか、私が対象年齢から離れ過ぎてるんだろうなw2018/02/28
田中寛一
1
いじめが原因で自殺。霊を感じる同級生を通していじめた者たちへメッセージを。ひとに優しくすれば、自分も優しくしてもらえる。でもひとにひどいことをすれば、自分もいつかひどい目にあう。いじめは・・・自分自身の弱さからくるんだ。死んだあたしと違って、舞には未来があるんだもん。人を信じる勇気を持ってほしい。2012/03/05