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内容説明
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万有引力の法則を検証し、高次元宇宙を探し出す。ミクロの世界では重力が存在するのか、じつはまったく確認されていない。もし実験で万有引力の法則からのずれが見つかれば、それは重力が余剰次元にも伝播していることを示唆し、四つの力の統一という現代物理学最大の目標に向けた突破口となる。余剰次元探索の最前線に立つ著者が最新の考え方と実験の現場を紹介する。(ブルーバックス・2011年2月刊)
目次
第1章 宇宙の姿
第2章 重力の法則
第3章 空間次元と逆二乗則
第4章 力の法則の一般形
第5章 余剰次元の世界
第6章 余剰次元を探る
第7章 強い力と宇宙項問題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
47
全体の半分まで、逆二乗則と、その量子力学による修正は、私の頭にも非常にわかりやすく、「なんで逆二乗?」という疑問にあっさり答えてくれ、感動ものでした。逆二乗則からのずれを示す指数式の次数(実験によって原理的には知れる!)によって、余剰次元の次数がわかるというアイディアには、まさに目からウロコ。ラストは実験。重力測定の最新ドキュメント。残念なことに装置の理論が私には難解だったが、スリリングでよかった。2017/07/08
kaizen@名古屋de朝活読書会
20
#感想歌 逆二乗力の到達範囲知る余剰次元の実験紹介2017/10/01
たー
16
著者が実験物理学者ということもあってか、実験装置の紹介など含めた少し違った視点で論が進められていて面白かった。2014/01/03
風竜胆
12
ある程度物理学に興味がある人なら、十分読みこなせると思う。夢のある内容ではある。2013/07/24
kochi
8
八「クーロン力とか、力が合わせて4個あって、重力だけ、仲間外れなんで、ひとつにするために次元を増やすらしい」 熊「減らすために増やす?」 八「重力がなくなるからダイエットにはいいらしい」 (嘘です。) 2011/04/24