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内容説明
社長としてキヤノン電子を利益率10%超の高収益企業に変えた著者は、実はキヤノンに入社以来のドラッカリアン。初任給で『経営の適格者』を購入して以来、座右の書として仕事、経営に取り組み、成果を上げてきた。ドラッカーの思想を、実際の仕事、経営にどのように落とし込んできたかを、すべて実例を挙げながら解説していく。ドラッカー思想のエッセンスが現実の経営を通して理解できる、画期的な入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
51
酒巻社長がサイン入りで送って下さいました。未だ読み込みが浅いためもう一度読み直しながらよくよく考えてみる必要がありそうですが、とりあえず以下のことを心に思い定めたいと考えます。「見当違いでない方向に向かって、達成すべき目的を定め、目的達成のために成すべきことを道理にかなった形で考え実行する。実行にあたってはぶれないこと、人事が肝であること、コミュニケーションが大切であることに心すべし」と。2013/03/10
手押し戦車
22
マネジメントは人の強みに焦点を当てると同時にプロフェッショナルとして働ける環境を作り上げていくこと。真摯さのある上司は部下のミスに対して寛大な態度で受け止めれる。優秀な人は多くのことに挑戦するのでミスが生まれてしまう。人を評価するときにミスをしないことをよしとした評価をすると公家集団になってしまい本来攻撃的なスタイルが崩れる。組織は部下に優しくとは甘やかすことではなく最大限の強みで成果を上げることで評価を与える。管理職が情報を独り占めしてると部下から真摯さの欠落を見抜かれ上司として失格になる。真摯さが大切2015/07/14
Thinking_sketch_book
20
★★★★★ 酒巻さんの本は本質的な事が書かれているので、読中、頭を殴られたような衝撃を感じる。会社を強くするため、社員が全力を出せる環境を作り、同時に、全力を出せない人には降格、異動してもらい代謝をはかる。本当に基本的な自然システムを経営に適用しており、それをドラッカーの言葉を引用しながら分かりやすく説明している。それ故に読んでいると命を削られているかのような恐怖感を感じる。2014/06/15
JUN
9
「重要な仕事をこなせない者をそのままにしておいてはならない。動かしてやることが組織と本人に対する責任である。」2024/04/16
ノリピー大尉
6
一番困る社員は、目的から外れたことを完璧にやってしまう人。管理職が情報を独占している会社は衰退する。ムダをムダだと認識できないのは怖いこと。2013/12/07