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内容説明
アナウンサーはなぜ人前で淀みなくしゃべれるのか?プロは一分あれば、臨機応変に場の空気を読みながら気のきいた話ができる。
特別な才能が必要なのだろうか。
じつはちょっとしたテクニックとコツさえわかれば、朴訥だけにかえって人の心を打つ感動スピーチはだれでも可能なのだ。
とちらないためには、あがらないためには、つかみ、敬語、発声法、身振り手振り、“間”のとり方、話のメリハリ…。
スポーツ実況の先駆けにして、現在は「リピート率日本一」と称される講演の名手が、伝わるスピーチ・プレゼン術を伝授する。
目次
第1章 いい声はだれでも出せる
第2章 話術は「間術」である
第3章 スピーチ・プレゼン達人術
第4章 「つかみ」の極意
第5章 これはNGフレーズです
第6章 日本語の力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハマギン
8
「伝える技術」というより、「伝える心」でした。2015/11/08
じゅんせ
3
僕にとってここ最近で1番の良書でした。言葉って素晴らしい。誰かとおしゃべりしたくなりました。2012/01/26
どりぃ☆
2
約50年にわたりスポーツ実況アナウンサーとして活躍してきた著者が、伝えることについて自身の経験をもとに著した一冊。技術的なことが学べたらと思い手に取った。最終的には気持ちが「伝える」「伝わる」ことを支えているという結論であり、それには納得しつつもう少し技術面の記述があったら尚良かったというのが正直な感想。話のネタになりそうなことを書き留める、日本語の美しい響きや繊細で多様な表現力に目を向けるなど、伝えるために絶えず努力することの大切さを学んだ。「伝える技術は本人の人間力」。これは耳に痛い。努力せねば。2020/08/28
イシカワ姐さん
2
非常に散文的で、順序立てて技術を教えてくれるわけではありませんでした。思いついたことをそのまま書いてる感じがします。とんでもないことでございます。2015/09/30
きゃなこ
1
人間は、へえー、ほぉーとうなずいてもらうと、しゃべりの量が50-70%増えるというアメリカの心理学統計データがある。だから、うなずいてくれるひとを探して、そこに向かってはなす。 リラックスには、目をつぶり足裏から大きく息を吸った空気を頭頂までもっていき、一回とめて、ゆっくり吐き出す×2回。2021/03/24