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内容説明
どうしようもないもめごともまとめてしまう、リーダーシップの決定版。今話題のファシリテーター(話をまとめる専門家)が、「話がまとまるとはどういうことか」「自分が本当に望んでいるものは何か」「自分の価値を明確にする」「戦略的に緊張構造をつくりだす」「組織に動いてもらう」「相手主義」「話を聞く」「それでも話がまとまらないとき」という構成で述べていきます。
目次
序章 話がまとまるとはどういうことか
第1章 自分が本当に望んでいることは何ですか
第2章 自分の価値を明確にする
第3章 戦略的に緊張構造をつくりだす
第4章 組織に動いてもらう
第5章 相手主義
第6章 話を聞く
第7章 それでもまとまらないとき
終章 話がまとまるための行動様式
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
52
「問題解決」「交渉術」「ロジカルシンキング」「心理操作方法」より効果的なことが書いてある一冊でした。内容としては、まとめるための話術や戦略を取った方が良いと指南した本ではなく、そもそも自分が望んでることは何か?や組織に動いてもらうってどういうこと?など、原点に振り返り、棚卸しをすることが重要であることを説いていた。そもそも話をまとめるには、ゆるめる、伸ばす、縮めるの三要素が大切であるというのが筆者の意見である。自分の言いたいことを通すための本ではない。諦めることにより、見えてくることはあるのだ。2016/07/12
佳音
33
仕事上の指針を改めて思考する為に有効だった。特に、Γ組織を相手にする時の鉄則」内の『集団的無能』という、一人一人には高い能力があるのに組織集団となると、無能になってしまう現象への言及である。Γ集団の構成員となると、人は傍観者となり、自分がやらなくても他者がやればいいと無意識に自分を無力化してしまう」と。リアルを見渡せば確かにそうだ。私自身に私がやらなければ!という不遜な気負いはないが、Γちょと待てちょと待ておにーさん。考えなよ。」と思う事も少なからず。では 、組織としてどうすればよいか?本書をご覧あれ。2015/03/07
ハッシー
18
★★★☆☆2017/11/30
beautiful sky
3
会議テクニックの本と思いきや、マネジメントやリーダーシップ、ステークホルダーマネジメントや意識改革、組織論となんかチャンコな内容だったでござる。こんな人が上司だったら・・・と。中身は完全に、粘り強く問題に取り組む、結果にコミットするにはどうすれば良いのか、掴みを教えてくれる内容でした。2015/12/27
Takateru Imazu
1
プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術 2011/2/17 著:田村 洋一 著者は、野村総合研究所、シティバンク、外資系経営戦略コンサルティングファーム、情報サービス事業会社を経て独立。組織開発、企業人教育、エグゼクティブコーチングを職業にしている。 ファシリテーションと言えば会議の進行役というイメージが先行し、戦略的なプロジェクト設計やチーム開発・組織発展の意味合いはあまり知られていない。ファシリテーションを単なる会議マネジメントではなく、複雑な状況を打開し、野心的なプロジェクトを成功させるた2016/09/21