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内容説明
歴史書の大古典にして、人間の在り方を描く文学書でもある司馬遷の『史記』を、「キャリア」をテーマにして選び出し現代語訳。帝王、英雄から、戦略家、道化、暗殺者まで、権力への距離違えども自らの力で歴史に名を残した人物たちの魅力は色あせない。適切なガイドと本物の感触を伝える訳文で『史記』の世界を案内する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
57
史記は人類の遺産。しかも司馬遷の父の遺志でもあり、司馬遷自身の悲劇から生まれた憤慨の書とも言える。2022/08/12
T2y@
31
史記のガイド本として了。 前知識がある、項羽と劉邦の件以外は、なかなか名前も入ってこない処もあったが、「諸子百家」を次の足掛かりに、古代中国を辿りたい。 キングダムも行っちゃうか。2016/02/19
Y
29
好きな歴史人物は誰か聞かれたときに、誰と答えるべきかわからず困っていたけど今度からははっきり司馬遷と答えたい。紀元前の話なのに、現代を生きる私を導く教訓やかっこいい生きざまがあり、全く古びていない。全体を通して司馬遷のどうやってでも語り継ぎたいと思った覚悟の強さを感じた。「韓信の股くぐり」の話は胸に戒めとして刻みたい。いつか志を果たすために差しさわりがあるようなら一時の恥なら堪えるべきだ。大昔の人もそんな風に考えていた人がいたなんて。今度は気になった歴史人物をもっとクローズアップして勉強したい。2018/04/15
akira
26
新書ながら非常に面白く読んだ。 様々なエピソードの抜粋ながら、よく知る有名な文も多く引用されており、非常に興味をそそられる。やはり個別のものではなく史記全体を通読していみたいという願望もわいた。 今回印象に残ったのは本書でも多くとりあげられていた項羽と劉邦、そしてこれ。宮城谷作品でよく表題はみていたが、エピソードを知って一気に興味がわいた。 「奇貨居くべし」2017/02/19
inote2
19
新書なのでいろんなところをつまみ食いなのだろうけど、入門的にはちょうどよかった。 項羽と劉邦くらいしか知らなかったけど、列伝の人物などにも興味を持てた。 史記から生まれた故事成語も多いので一度読んでみたいと思った。 2014/01/03
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