内容説明
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天武・持統朝を中心に活躍した歌人、「歌聖」柿本人麻呂。本書はその人麻呂の相聞歌と挽歌の抒情、景と情との関連、そして、武田祐吉が描く人麻呂像の可能性を、人麻呂の作品における歌表現の検討から論じる。
目次
序 柿本人麻呂研究
第1部 柿本人麻呂作歌の研究-作品論的考察(石見相聞歌
泣血哀慟歌 ほか)
第2部 柿本人麻呂歌集の研究-作品論的考察(柿本人麻呂歌集の研究史
巻十巻頭歌群 ほか)
第3部 近代の柿本人麻呂研究者の一視座-武田祐吉の人麻呂研究(武田祐吉の文学研究
巻向歌群論 ほか)