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内容説明
車内、駅前、駅構内、情景模型───…鉄道周辺のあれこれを舞台に展開する5本の作品を中心にwebにて発表した短編1本&描きおろし10Pを含めた作品集。カラーイラストもカバー他描きおろし多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
237
最後まで読んで「あぁ!」ってなって、表紙を見直してちょっと笑いながらパラパラと再読したくなる構成。明日美子さんたら、テクニシャンだわ~♪鉄道が舞台ならではの小田急沿線での『袖振り合うも多生の縁』な物語。重い設定もサラリと。人と人の距離感を絶妙に。甘さも甘過ぎず。まさに過不足なく。変な言い方だけど、「良い風が吹いてるなぁ~」って感じの心地良さがありました。どの物語も、なんだか愛おしいです。2013/03/04
匠
211
帰国して以降、小田急線沿線で育った僕としてはもっと身近な駅が登場するかと期待していたのだが、新宿以外それはなかった。でも独特の空気感と間が魅力かも。不思議な惹き込まれ方をする。登場人物が微妙にリンクしあいながら話と駅が繋がっている構成も面白かった。なんとなく”いきものがかり”の歌が聴こえてくる雰囲気。そして久しぶりにサバランが食べたくなった。2013/04/08
呉藍
149
ところどころ笑えて、ところどころ寂しい。「ある休日」まで読むとほぉっと息つけたというか……大好きだなあ、こういうオムニバス。みんな優しいけど寂しがりで、愛すべき登場人物たちだなと思えます。私はあまり電車に乗る機会ないですけど、ときどきふらっと旅に出たいかも(そんな根性あればなあ……ww)2011/05/09
らぴ
97
遊びに行った友人の家にあった中村さんのBLをチラ見して、かなり苦手感があった。が、小田急線と聞き、そしてBLではないらしいので読んでみたところ、とてもよかった。しかし、中村さんはわたしの最寄り駅の利用者ではないのね……ということはわかった(笑)。2011/02/11
ぺぱごじら
88
私鉄の中でも小田急ってなんか妙だなと感じることがあります。行き着く先が観光地なんで、乗っているお客さんが『日常の通勤通学』と『非日常の観光』が混ざって、新幹線に乗っている気分になりそうな所が。ぼくは京浜急行なんで、普段小田急との接点がないから余計にそう感じるのかも。そんな小田急沿線のオムニバス。三白眼の目付きの悪い絵がとても魅力的なのと(笑)、ドングリみたいな円らな瞳との対比がまたかわいらしい(笑)。 ストーリーは、王道シチュエーションですが、好きですね、こういうの。また読みたいです。2011/03/05
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