内容説明
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相対性理論には、特殊相対性理論と一般相対性理論があります。いずれもアインシュタインが作りました。本書では特殊相対性理論はどういうことを仮定し、どのような議論をして、どのような結論を導くかということを解説します。特殊相対性理論は結果が“派手”なわりには意外にその導き方は簡単と言えます。読者が特殊相対性理論の公式の導き方を理解して、人に説明できるようになることを目指します。本書付随の動画、画像はこちらから。 http://www.geocities.jp/n_dimension_n_dimension/toreaders2.html(一部のブラウザでは正しく表示されない場合があります。) 式を導くときの式変形は、初心者でもわかるように、なるべく省略せず、詳しく書きました。中学数学がわかっている人であれば、本書を読めば、相対論の有名な式が、導けるようになります。そればかりか、さらに、人に説明できるようになります。さあ、友人、知人、に話してみましょう。
目次
日常感覚では起こりえないと思うことが実は起こるということ
第1部(“運動する物体の時間がゆっくり流れる”とはどういうことか 特殊相対論における時間についての式のひとつを導き方まで説明 特殊相対性理論で論を進める時に何を仮定しているかを確認 時間、距離、慣性系、などについて吟味 特殊相対論(アインシュタインの世界観)VS非相対論的力学(ガリレイ・ニュートンの世界観)
“双子の片方が飛行して戻ってきたとき、双子の二人の年齢が本当に違う”ということが起こり得る “双子のパラドックス”についても説明します)
第2部(特殊相対論における“ある事件をある慣性系で測定した時空座標(t,x,y,z)と別の慣性形で測定した時空座標(t’,x’,y’,z’)との関係”について特殊相対論において重要なガジェット、ローレンツ変換を導く)
第3部(“運動する物体の長さが短縮する”とはどういうことかそのことをあらわす式を導き方まで説明 ローレンツ収縮 同時刻の相対性 特殊相対論では速度の合成方法が非相対論とどう違うか 物理で重要な量である運動量というものの非相対論と相対論での違い “物体が消滅し得る”とはどういうことか そのことを示唆する式について導き方まで説明、質量とエネルギーについて説明します)
第4部(この本を読んだあとの進路の例:一般相対論、場の量子論、超弦理論、M理論)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
DK-2084
TH
christinayan01
Naoyuki Konda
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