内容説明
世界の人口比...1位 中国、2位 インド、3位 Facebook(フェイスブック)。もはや「流行るかどうか」ではない。これは世界の潮流だ。2011年、5億人の超巨大SNSがウェブとメディアの常識を変える。
ユーザー数5億人。グーグルも恐れる巨大SNSにいま何が起こっているのか?
特筆すべきはその実名性。名前を検索すれば本人につながり、その人間関係(ソーシャルグラフ)が可視化される。
顔写真からメールアドレス、学歴、職歴、携帯電話の番号まで、情報を出せば出すほどメリットがあるという、この新たなプラットフォームが今、社会のあり方を変えようとしている。
テレビデジタル化元年といわれる2011年、Facebook後のウェブとメディアを展望する。
目次
第1章 フェイスブックとは何か?
第2章 フェイスブックの生い立ち
第3章 勝ち続ける理由
第4章 フェイスブックエコノミー
第5章 フェイスブックの陥穽
第6章 「ソーシャル化」するメディア
第7章 夜空ノムコウ―フェイスブック後を生きるということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
33
2011年発行と、展開の速いSNSの世界にあっては少し古い本かなと思ったのけれど、Facebookを代表とするSNSの発展とその本質についてとてもわかりやすくまとめられている。自分自身、FBの登録は早かったもののあまり活用しておらず、この本で理解できたことも多い。私は読書メーターを通じてSNSを理解したのかもしれない。「今や人々のコミュニケーションに欠かせないソーシャルプラットフォームが社会を、ビジネスを、メディアをどう変えるのか」とてもわかりやすく説明してある良書。2016/05/25
issy
3
誕生の歴史から使い方、問題点、今後の可能性までfacebookのことが一通りわかる。「最近聞くfacebookってなに?」「登録はしたけどあんま使ってない」な人向け。2011/01/20
Kentaro
2
ザッカーバーグは、2010年の11月の段階であと5年以内にはほとんどの産業はソーシャル化する。と言っていました。 2017年の今やソーシャル化したデジタル時代に、ソーシャルの中の個人がペルソナ化され、その個人の嗜好に合った製品やサービスがレコメンドされ、次々と新たな価値が創出されようとしています。 変化のスピードが益々早まっていると感じられる一冊でした。2017/08/31
ともとも
2
著者がTV業界に身を置く人だけに、Facebookの驚異的な影響力が生々しく伝わってきます。 似て異なるものであるTwitterやmixiとは何が違うのか?その存在意義がわかりやすく示されているので、実際にFacebookを利用にするにも充分役立つ内容です。2012/04/09
みきてぃ
2
フェイスブック最大の特徴は実名を使うこと。これがフェイスブックの力の源。mixiの日本っぽさをすごく感じた。2011/08/26