ハーレクイン 仕組まれた一夜 初めて出会う恋

著者名：アネット・ブロードリック【著者名】/山口西夏【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596763044

内容説明

ある朝、いつものように自室で目覚めたリンジーは、信じられない光景をまのあたりにする。同じベッドに下着姿のジャレッド・クレンショー、その向こうには鬼の形相で二人をにらむ両家の父親がいた。私が頭痛で眠っている間に、いったい何が起きたの？　ジャレッドにきいても、わからないの一点張りだ。厳しいしつけに従って純潔を守ってきたというのに、一夜にして疑わしい身となり、リンジーの自尊心は傷ついた。さらに、彼女の父が衝撃の言葉を言い放った。「責任を取って、すぐに娘と結婚してもらう」■“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

誰かが嘘をついている、という状況で身内を信じるのってごく当たり前だと思う。そういう意味ではヒロインの気持ちも理解できる。尊敬していた父の醜い裏側なんて知りたくなかっただろうし。でもなんだか彼女は頑なすぎる気がしてあまり好きになれなかった・・・。心惹かれていて、理由があったにしても実際に結婚までする気持ちになる相手を信じきれないのって、どうなの？ヒロインの親友ジャニーンがけっこう頻繁に登場し、スピンオフ「不器用なダーリン」の存在を知ったのは大きな収穫だったわ。（本編そっちのけで）

2013/02/19

[葉月]

C

2012/04/25