講談社文庫<br> 慈悲をめぐる心象スケッチ

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講談社文庫
慈悲をめぐる心象スケッチ

  • 著者名:玄侑宗久【著】
  • 価格 ¥544(本体¥495)
  • 講談社(2014/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062767972

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内容説明

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」。はたしてそうなのか。著者は反芻(はんすう)し、問い直す。しかし賢治はそう確信して「慈悲」を希求し、それゆえ自らに怒りを向ける。「世界のぜんたい」に人生を捧げる。痛ましいほど美しく清らかな賢治の想いを、同じく文学と宗教に生きる著者が描く。(講談社文庫)

目次

第1章 「春と修羅」の周辺
第2章 愛と慈悲、そして行き過ぎる表現
第3章 動物への慈悲、あるいは美しき徒花
第4章 静なる職業と慈悲
第5章 自力の慈悲、他力の慈悲
第6章 慈悲と通信
第7章 「もう一つの国」と植物たち
第8章 田園とインドラの網
第9章 慈悲のからだと「雨ニモマケズ」
第10章 「聴く」という慈悲

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すずき

1
宮沢賢治を読んでも「不思議な話」としか思えなかったので理解を深めるべく読んだ本。仏教をもっと勉強すればよかった・・・と思いつつ、宮沢賢治の生い立ちや思想、物語との関連を知ることができて本当に良かった。読んだ後は賢治のあまりに激しい内省の念に苦しくなるほどだった2011/02/13

のせなーだ

0
慈悲という心のあり方。宮沢賢治が一番近い追求者。   そこふむなゆふべ蛍の居たあたり (橘以南) 2014/10/21

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