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内容説明
車や自転車、工具のシェアからモノのリサイクル、リユース、そして、お金や空間やスキルのシェアまで、インターネットとソーシャルネットワークによって今、かつてない多様なシェアビジネスが始まっている。大規模なコラボレーションとコミュニティが生みだすフェイスブック時代の新しい〈シェアリング・エコノミー〉が、21世紀の社会と経済のルールを変えていく!
目次
1 新しいシェアが生まれるまで(もうたくさんだ;ハイパー消費の時代;「私」世代から「みんな」世代へ)
2 グランズウェル(コラボ消費の登場;所有よりもすばらしい―プロダクト=サービス・システム;因果応報―再分配市場;みんな一緒―コラボ的ライフスタイル)
3 何が起こるか?(コラボ・デザイン;コミュニティはブランドだ;シェアの進化)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
47
シェアビジネスが成立してこれからどんな展開を見せていくのか、まさにそこにビジネスモデルのポイントがあると思った。キーポイントに思うのは「他者との理解」ですか。ぜったい分かる気がする。2022/12/25
たー
32
やれエコカーだエコ家電だって言うけど、結局のところ買わないのが一番エコなんだよね~と日頃から抱いていたモヤモヤを解説してもらった感じ。まだ自分の身の回りではこういう潮流は感じませんが、これからの社会のあり方を示しているような気がします。ただ、ページ数は半分で十分かと。2011/04/06
ジェンダー
17
日本ではなかなか出来ないビジネスが多いけど日本でも広まりそうなビジネスもあり、興味深く読むことが出来ました。どなたが読んでも楽しみながら読める本だと思います。2013/01/08
ひろき
16
21世紀的消費 インターネットの普及により、従来では有得ない規模で「私のものはあなたのもの」的価値観が広まった。世界中で産声を上げたコラボ消費事例をを3つのモデルに分けて成功原則を導いたのが本書。豊富な具体例はややくどい。多忙な人は事例を飛ばして要所を読めば事足りる。また持続可能な21世紀的消費のあり方を示唆している。環境問題とシェアビジネスに興味ある方にお勧め。物を作らないことが環境には一番いいというのは本書を読んで改めて思ったこと。一つの製品を作るのにどれだけのゴミが出るかあなたは知っていますか?2011/08/26
hit4papa
13
大量個人消費からコミュニティによるコラボ消費へ。震災にみまわれた日本だからこそ響くテーマと思います。ビジネス書というより啓蒙書のようです。個々の人々の善意に基づくビジネスは、はたして主流になっていくのでしょうか。