内容説明
腕が上がらない、拳を砕いた、靭帯断裂、複雑骨折、脚の切断……アスリートにとって最大の宿敵は、大ケガや大病である。高橋大輔、村田兆治、池谷幸雄、佐藤真海、浜田剛史、中野浩一、安直樹、青木功――彼らは選手生命が消えるほどの絶望から、どのように甦り、栄光を勝ち取ったのか? 名選手の陰の苦闘と内なるパワーの源泉を、スポーツジャーナリストの第一人者が徹底取材から描き出す、感動のノンフィクション。
目次
1 15カ月の大勝負―高橋大輔・フィギュアスケート選手
2 不屈のマサカリ―村田兆治・プロ野球選手
3 ケガは友達―池谷幸雄・体操選手
4 スポーツの力―佐藤真海・パラリンピック陸上選手
5 ハードパンチャーの砂時計―浜田剛史・プロボクサー
6 99日の死闘・世界選手権10連覇の秘話―中野浩一・競輪選手
7 スポーツの光―安直樹・プロ車椅子バスケットボール選手
8 ケガはしない―青木功・プロゴルファー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
37
スポーツ選手たちのどん底の絶望からの、復活の道のりを記す。いくら医学の進歩があったとはいえ、やはり最後は本人の強い意志によるのだなと伝わってきた。2018/08/04
かず
10
けがや病気から復活したアスリート8人のルポです。どの逸話にも共感し、感動しました。アクシデントを前向きにとらえてさらに強靭になっていく、そういう姿に「人生とは?」という命題を思い浮かべました。アスリートでない私達にも、人生でくじけそうになった事は必ずやあることでしょう。でも、そこから逃げずに立ち向かっていくファイティングスピリットがある限り、何度でも立ち上がることができます。どの逸話も良かったのですが、特に中野浩一の「全てを肯定する」という姿勢が好きです。その心意気があれば何が起きても大丈夫だと思います。2016/09/28
calaf
10
アスリートたちの怪我/病気からの復活ノンフィクション。まぁ、読めば分かるという類の本 (笑)2013/01/28
miwapicco
9
ほんとうのプロが、ピンチからどう復活するのか、、 誰にでもできる努力ではない、これができるからプロなんだなあとしみじみ?2017/12/14
アジャ
4
昔の渚左さんの爽やかなリポート姿を思い浮かべながら読了。タイトル通り、大ケガや障害から再起した8人のアスリートの復活のドキュメント。本人の努力を支える医師、トレーナー、家族のサポートを知ることが出来た。2025/03/28
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