出版社内容情報
クリスマスの まえのばん
ひとりぼっちの木が
おかのうえに ぽつんと
たっていました
そこに あらわれた
あたたかなあかりは……
内容説明
クリスマスのまえのばん。ひとりぼっちの木がおかのうえにぽつんとたっていました。そこにあらわれたあたたかなあかりは…心のあたたまるクリスマスを。
著者等紹介
ネイラー・バレステロス,クリス[ネイラーバレステロス,クリス] [Naylor‐Ballesteros,Chris]
イギリス生まれ。ブラッドフォード・カレッジ・オブ・アートでイラストレーションとグラフィックデザインを学ぶ。2000年にフランスに移住し、英語教師として勤めたのち、新聞のレイアウトとデザインに携わる。現在はミュージシャン兼グラフィックデザイナーとしても活躍。“La valise”は2020年ケイトグリーナウェイ賞ショートリストに選出
江國香織[エクニカオリ]
東京生まれ。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など、受賞作多数。また、翻訳も数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
23
周りにもみの木も無くなりたった一本で立っているもみの木。優しいサンタさんに救われましたね。素敵なクリスマスのお話でした。2021/12/24
ももたろう
20
丘の上にぽつんと立つひとりぼっちのもみの木。確かに周りに仲間の木が一本もないのは寂しい。けれど根っこも付けずに切り倒されたもみの木は、仲間のいる麓の町に植えられたところで枯れてしまわないのだろうか…。絵はきれいなんだけどなぁ。2021/12/25
しばこ
15
もみの木の願いは叶えられたのだから、幸せなことなんでしょう。 クリスマスの日に、クリスマスソングをBGMに、この小さな絵本を読むことがひとときの幸せを感じるように。クリスマスおめでとう!2021/12/25
Cinejazz
12
〝クリスマスの前の晩、丘の上、高い場所で、独りぼっちのモミの木が、身震いしました。寒さと静けさに...かつて此処は、大きな森で仲間が沢山いたのですが、今では話し相手もなく、長い冬の眠りにつこうとしているところです...すると突然 ―おお!― 凍える夜の空気の中を、ざくざく踏んで歩く足音といっしょに、温かな灯りが現れました!...〟イギリス人アーティスト<クリス・ネイラ-・バレステロス>作、直木賞作家<江國香織>サン翻訳による、クリスマスの冬の夜空を彩る華麗な絵本です。2023/04/14
mntmt
11
クリスマスイブにまた読みます!2021/11/23