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内容説明
旧公家・宮家の貴人たちは幕末維新から平成まで、過酷な運命に翻弄されながら、どう生き続けてきたのか。栄華、矜持、失意、醜聞――特異な紳士・淑女らの有為転変を描き、日本の近現代史の一断面を明らかにする。137家の詳細なデータも掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋乃みかく
5
★★★☆☆ 明治維新、そして戦後。時代の大きな節目の後、宮家、公家の家々はどうなったのか?やんごとなき方々の世界というのはワタクシには無縁のことなので(笑)そんなこと今まで全く考えたことはなかったのですが、この本を見た時、そういえばどうなったんだろう?と気になったので読んでみました。この本は、宮家、そして堂上公家(137家)、それぞれの家がどうなったか、ひとつひとつきちんと書かれているのが凄い!旧公家や宮家の人々はいろんな道を歩んだんだな~と、どの方の話もとっても興味深く読めました(^ ^)2014/01/20
Humbaba
4
公家は,日本の文化の担い手でもあった.充分な時間と財産を持った存在であったからこそ,文化的な行動に対してお金を遣うことも可能であった.それらはずっと途絶えることなく現在まで伝わっているものが多い.2011/12/22
スプリント
3
宮家の方々のエピソードが盛りだくさんです。時代に翻弄されて没落した名家もあればしっかりと強みを活かして存続する名家もあることがわかります。女優や俳優になっている方がいることを本書を読んではじめて知りました。2014/07/23
ゆうぴょん
1
明治以後、宮家の変遷をたどる。 勉強になりました。山階鳥類研究所というのはもともと、宮 家出身の方がかかわっていたとか、不倫、同性愛もあり、時代に翻弄された人々のお話もあって興味深く読みました2022/01/30
ブルー
1
摂関家や宮家、公家など151家の没落と現在に至るまで詳しく書いてある方から、サラリと書かれてる方まで。例えば書道や茶道の許可が自分の家でしか下りない設定にして、お金を稼いでる方もいて色々勉強になりました。2015/09/15