内容説明
陰謀渦巻く企業の提携劇を、実話に基づき鮮やかに展開。ライバルとの出世競争や妻のがん闘病を通じ、主人公が葛藤しながらも成長していく姿を描く。ビジネスマンにとって、本当に大切なものは何かを問い直す1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiyu
6
一人称視点で進むことも少なくなく、終盤にかけて一気読みであった。次期社長候補と目されていた御堂と池上、別の意味でもライバルであった。自らのミスによるものもあるだろうが、御堂は窮地に立たされる。そればかりか、幾重にも苦難が続く。読み終えて、単なる経済小説としてではなく、少しずつ年を重ねて御堂と幾何か似たような心境の身としては深く感じ入るものであった。2019/03/04
sety18
1
商社とスーパーを舞台にした経済小説なんだけど、意外や意外、、人生観・死生観について考えさせられました。 こういう本が絶版なのが悲しいな。 のっけからラブホテルでのシーンから始まって、、失敗したか(泣)と、思ったんですが 中盤から後半にかけては一気読み! 2013/07/13
Ryu
0
★ ★ ★ ★ ★2012/12/22