楽園 誰にも言えない

著者名：シギサワカヤ【著】

白泉社（2014/08発売）

• ISBN：9784592710271

内容説明

幼馴染みという、それ自体もうどうにも恥ずかしい関係──。「その記憶」から始まる恋を描いた表題作含め長短6本＋描きおろし1本を収録。甘く気だるく切なく痛い恋愛物語の旗手の作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月子]

基本ドロドロするから、妹カップルが少し爽やかでバランス取れててよかったです（笑） 全部胸えぐられると、読み終わったあと疲れちゃうから(๑´∀`๑)

2017/08/01

[ねね]

誰にも言えない恋。終わらせないといけない恋。なのにままならないで溺れていく。かなり勝手者のどうしようもない話なので、ダメな人はダメと思うし、自分もこれがいいとは思ってない。だけど、惹かれる。ずるくてダメで、どうしようもないのに…。ｶﾔ先生の作品は、そういうダメで不器用で勝手なのに危うい人を描くバランスが絶妙だと思います。重いから滅多に読まないけれど、これはこれで好きな作品。

2015/12/07

[ゼロ]

誰にも言えないことをした恋愛マンガ。姉が行ったことを考えると、もっとドロドロに悲劇的になりそうなものだけど、肝心の部分を描いていなかったので、軽く読むことができた。妹の早苗の彼氏は明るくて、単純で、良かった。最後に収録されている「エンディング」。百合もので胸を締め付けられるな痛みが書いてあった。この1作だけでも読む価値はあるマンガ。だって生々しいのだから。

2011/11/20

[exsoy]

誰にも言えない秘密の――あれ、言っちゃってね？ｗ

2010/12/03

[煮卵]

う〜ん…最初の話は、二人の関係は読みながらもうわかっているので、一番読みたかったドロドロ部分がすっ飛ばされた感があって消化不良。妹の話はかわいかったし、最後の百合話はなんだかリアルで怖くて面白かった。

2011/09/01