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内容説明
常に世界を驚かせ続ける男、スティーブ・ジョブズ。
その華麗な経歴の裏には、成功と同じくらい派手で徹底的な失敗があった!アップルをクビになるという屈辱、傲慢さゆえに次々と離れてゆく仲間たち、大きな交渉をふいにする失言…。
では彼は、いかにしてそれらの挫折を乗り越え、成功へ転換していったのか?
本書では、ピンチの時ほど力を発揮するジョブズの成功法則を紹介する。
目次
第1章 アップルをクビになったことは人生最高の出来事(栄光からは簡単に転落する;成功をつかむ失敗と、失敗で終わる失敗)
第2章 策士が策に溺れてどうする―戦略の失敗(どうせ失敗するなら徹底的にやれ!;外から見える事実と見えない現実 ほか)
第3章 感情が先走れば理は消える―人間関係の失敗(部下はえこひいきして使い倒す;何をやっても裏目に出てしまうとき ほか)
第4章 豪華絢爛な商談の果てに―交渉の失敗(カメがウサギを追い越す経営術;ヒット映画を作るのなんて、簡単だ ほか)
第5章 全員の賛成なんか期待するな(相手をその気にさせる戦術;時間とともに変化するものがある ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
23
昔マック使ってる人は変人が多いって言われてたの思い出した。あんまりタメになるとは思えんが、面白いのは面白かった。2011/11/09
ひよ亭
21
スティーブジョブズの栄光と挫折を書いたもの。良い内容ではなかった。氏の人間性による失敗・結果オーライだったとしても あまりお薦めできない。2022/08/08
C-biscuit
8
MACファンであるが、意外とジョブズの本は読んでいない。少し古い本であるが、多くの成功を収めたジョブズのそれ以上に失敗しているところから学ぼうとする本である。ジョブズの成功については色々と語られているところであるが、の本を読むと多くの失敗を糧にしているのがわかる。しかし、個人的には、そもそも失敗せずにできていたような部分も多く、ジョブズの性格の悪さに起因する部分も多いと感じる。ただ、世界を変えるような人物は常識では測れないのであろう。AppleのPCについて詳しいひいとは、この本もより面白く読めると思う。2015/08/07
壱萬参仟縁
8
成功をつかむ失敗と、失敗で終わる失敗(27頁~)。後者になりがちだな。ゴシック太字となっているのは、「短期的な失敗で諦めてはいけない」(35頁)こと。心したい。石の上にも三年。評者は12年だが。3つの自分説。1つは自分の思っている自分。2つは他人が思っている自分。3つは本当の自分(61頁)。なるほど。3つ目が自己分析としても重要。一世を風靡するのは、万人迎合ではなく、賛否両論が本当のところだと理解できる。大衆向けであれば、最大公約数の部分で賛同がある。カスタマイズしたい人は自分で広げていくので人気かな?2013/04/18
ロマンスカー大爆破
3
うまくいかなかったときの対処法。すぐに投げ出さないし、何かを学ばないとだめだ。2014/12/13