集英社文庫<br> 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

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集英社文庫
池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087466324

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内容説明

激動の21世紀。世界の動向は、巨大国家間のパワーゲームに握られている。国際社会を舞台に、覇権を競い、軍事、経済、資源を巡って衝突するアメリカ、中国、ロシア、EU、サウジアラビア。勝者となるのはどこなのか? そして日本はどうするのか? その対立の隠された構図と実際の国力を、豊富なデータと池上彰ならではの鋭い分析眼で、わかりやすく解き明かした「大衝突」待望の電子書籍化!

目次

第1章 中国vs.アメリカ「太平洋をめぐる対決」
第2章 ロシアvs.アメリカ・EU「異質な国との対決」
第3章 EUvs.アメリカ「グローバルスタンダードをめぐる対決」
第4章 サウジアラビアvs.アメリカ「中東への影響力をめぐる対決」
第5章 中国vs.日本「アジアの覇者を賭けた対決」
結び 新たに生まれている対立

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

54
2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/5/24〜6/3 中国vs.アメリカ、ロシアvs.アメリカ, EU、EU vs.アメリカ、サウジアラビア vs. あめりか、中国 vs.日本の五つの対立をいつもながらの池上節で解りやすく解説してくれる。 2008年初版であるが、最初の中国vs.アメリカの近未来予想が最近の東シナ海、南シナ海を巡る情勢を言い当てているのには驚いた。物事は多角的に見ないといけないことに気づかせてくれる良書。 ではあるが、この本で池上作品からは一旦距離をおこ2014/06/03

エリナ松岡

14
クリミア半島への侵攻について書かれていないので、あれ?と思い出版日をみたら2010年でした。なので全般的に少し状況は変わっていますけれども、勿論今でも参考になります。▼章ごとのタイトルは敵対する2大国の激突みたいになっているものの、実際には一章の「中国 vs. アメリカ」と最後の「中国 vs. 日本」を別として一冊の本にするほどのネタはない大国を一つずつ章立てで解説する感じになっています。ロシア、EU(国ではないけど)、サウジアラビアとそれぞれの長所、短所と個性がよく理解できました。2019/12/13

佐島楓

14
経済、軍事、エネルギー・・・さまざまな危うい均衡の上に、私たちの「平和」は成り立っているのだと実感した。今回の対中の件にしても、外交をうまくやっていかないと将来的に日本は生き残れない気がしてきた。大半の国民は結局萱の外である。2012/09/20

アルカリオン

13
2008年初出で文庫版は2010年。ウクライナ情勢の未来シナリオにドキリ。現実と細かく突き合せれば当然違いはたくさんあるが未来予測としては100点。2022/10/08

くろほ

13
面白かった。現代の世界情勢を池上さんらしく教えてくれた。尖閣諸島の件も加筆されていて、歴史を知っている人は国民が浮き立つような事件を流れの中のものとして捉えるんだなぁと納得。2010/12/06

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