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内容説明
「僕は音楽が嫌いだ」。高校生の智原くんは、音楽が目に見えることで周囲から変わり者扱いされ、すっかりひねくれていた。ところが或る日、ひとりの少女が奏でるギターから、とびきり素敵な生き物が飛び出してきた……! 宮田紘次の初連載作が、待望の単行本化! コミックビーム誌上に掲載された“音”にまつわる8本の読切作品と、人気の高かった第1話「視える音」の後日談を収録した嬉しい1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイカラ
28
音がテーマの短編漫画集。いろいろな話があって良かったけれど、『秘密の合言葉』の立花先生が死ぬほど美しかったからこれが一番好きです。2016/06/02
マーム
25
音を巡る8つの物語+1。音が視える能力があると、世の中は随分賑やかになるのでしょうね。【視える音】の主人公智原君はそんな能力を持つために音楽がキライだと言います。でも、少女が奏でるギターサウンドから視えたものに魅せられて成りゆきで軽音部に入部します。番外編で再登場した彼はカリンバ(親指ピアノ)という楽器に興味を示します。この楽器を奏でると視えたのは?次の【奪われた歌】も面白かった。歌うことを辞めさせられた歌姫の話かと思いきや?宮田さんのマンガはこれが初めてですが、登場人物たちの目の表現に特長がありますね。2011/12/24
ヒロ@いつも心に太陽を!
22
ステキ!音楽が目で視える世界の話は『ことことかるてっと』でも読んだことがあるけれど、こちらの音はそのイメージがより具体化されていて、大きな竜に飲み込まれそうな感覚なんてなんてぞくぞくするじゃないか!(←『視える音』)一巻まるごと「音」や「うた」や「声」にまつわる短編。『奪われた歌』もとてもロマンチック!きっと先生には「彼女」が小さい頃から見えていたに違いない。『始まりのリズム』は一切音の表現がないのに絵からはいろんな音が聞こえてくるから不思議。それからそれから・・・2011/03/06
白い駄洒落王
10
音・音楽に関する短編集。SFありミステリありでバラエティに富んでいる。なかなか良好。2013/12/25
ぐっち
10
表紙買いで、アタリだ~!音に関する短編集、いろんな音の表現が楽しい。ちょっと「群青学舎」っぽい?軽音部の先輩の音カッコいいし、おまけもかわいい。2010/12/30
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