GIRL FRIENDS 5巻

著者名：森永みるく【著】

双葉社（2012/07発売）

• ISBN：9784575838367

内容説明

百合コミックの第一人者が描く百合コミックの最高峰作品。“友達同士”とは違う想いをお互いに確認しあったまりとあっこ、誰にも言えないけれど幸せな日々が過ぎていく。しかし時の流れは彼女達に卒業後の人生も意識させていくのだった…。女の子同士の恋、その行方は!?ついに完結の第5巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いわし]

恋する女子の零れ落ちる想い。僕の手はそれを掬うためにあるのかもしれない。目は赤く染まった顔を見るために、耳は恋に落ちる音を聞くために。そういう素敵な瞬間を逃したくないから、僕はきっと恋愛漫画を読むのだ。女子高生で親友同士のふたり。友達になって、意識して、想いが募り、溢れ出すまでが丁寧に描かれる全5巻の王道恋愛漫画。甘く切ない、ただの恋の物語。この気持ちには蓋をした方がいいんだって分かってるのに、零れてしまう「好き」。その想いを否定することは誰にもできない。彼女たちが赤面する度、ニヤニヤせずにはいられない。

2021/06/26

[YO-HEY＠紅蓮ロデオ]

シリーズとしての百合作品って実は読んだのはじめてかも？最後にいたしてしまいました。まぁ、予想は出来たけど。まぁでもここまで５巻を費やしたので、えろくなかったね。むしろ、何か安心してしまいました。なにはともあれお疲れ様。ドラマCD…買いそうだ。

2010/11/17

[しき]

完結。全巻で恋人同士になったものの、今まで通りの付き合い方をしていることに気づいてもやもやしていく。確認するにはHしかないと思うも、女同士のHがわからない二人はちぐはぐドタバタして面白い。卒業後の進路選びも見どころ。一緒に行くか別々に進むか、真剣に悩んだり、友達同士でワイワイ悩んだりして、楽しい高校生活に彩られている。ラストも大団円で決まりました。

2019/12/17

[ドリル]

お互いの気持ちが通じて、これから二転三転あるのかと思ったら意外にすんなり終わってしまった感もありつつ、変に修羅場にならずに良かった気もする。でももう少し読みたかったと思うのはこの作品が面白かった証拠。二人の仲が順調な時のニヤニヤ感は異常。

2011/02/03

[JACK]

☆ あっこ、まりちん、２人の女子高生の友情と恋を描く百合系コミック。これが最終巻。ついにお互いの気持ちを伝え合って付き合いだした２人。嫉妬したり悩んだりしながらも一歩ずつ進んで行きます。ジャンルとしてはマイナーかもしれませんが、このマンガは相手を想う気持ちを長い時間かけて積み上げて、しっかりと描いた素敵な物語でした。誰にでも勧められる甘酸っぱい青春モノだと思います。

2010/11/13