ハーレクイン 嘘はロマンスの始まり 空翔る一族 ＩＩＩ

著者名：エミリー・ローズ【著者名】/松元冴子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596514158

内容説明

ホテルの廊下を進んでくるトレントの姿を目にした瞬間、思いがけぬ再会にペイジの足取りは鈍り、背筋にいやな汗が流れた。一年前、従業員のペイジは仕事で滞在中のトレントと出会い、誘われるまま、彼のスイートルームに行くという過ちを犯したのだ。甘美とは程遠く、惨めな思いだけが残ったひととき――あの夜に与えられた屈辱はいまも忘れていないが、それでも礼儀を貫こうと、ペイジはぎこちなく挨拶した。あろうことか一方のトレントは彼女の顔すら覚えておらず、ペイジはさらに傷つき、これ以上はかかわるまいと心に決める。後日、トレントが態度を変えてデートに誘ってくるまでは。■名家ハイタワー家の確執と絆を描く三部作〈空翔る一族〉もついに最終話。前作で異母妹をいじめていた、長男トレントの物語です。仕事で訪れた先で、突然見知らぬ女性に声をかけられた彼は……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kina]

前作で飛行機の操縦を拒否したヒーローが今作では操縦桿を握ります。それを助けたのは前作で今作ヒーローにいじめられていた前作ヒロイン。やっぱり彼女はカッコいい！今作、ヒーローが嘘をついて双子の兄弟のふりをする理由はちと弱いように思いましたが無理矢理なのはハーレではいつものことですね。ラスベガスってそんなにジェットコースターがあるんだな。行ってみたい。ホットシーンはバリエーションに富み、大感動はしなかったけど読後感良かったです。

2019/08/14

[アクアマリン]

仕切り屋のトレント。双子の弟の後始末のため、ペイジとデート。一年前に一度だけだと、双子なんて気づかない。なかなか面白かった。

2021/01/16

[Mari]

★★☆

2011/11/23