内容説明
「完全犯罪テクで悪人を始末せよ」。裏活動に精を出す醍葉学園“推理小説研究部(通称・完全犯罪研究部)”が学校爆破事件で廃部に。平和が訪れると思いきや、懲りない部員たちは密かに裏活動再開! イジメ、オカルト、猫殺し、父親殺害計画……続発する事件を解決するべく最恐女子高生・杉野更紗たちがアブナイ正義で大暴走! 元顧問・由利千早(ゆりっぺ)にもありえない災いが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
68
完全犯罪研究部その2。部員たちのハチャメチャぶりが相変わらずイイ。由利には頑張れって言いたい。2014/02/01
Bugsy Malone
66
シリーズ2作目。前作で廃部になった「推理小説研究部」が古賀を部長に「ゼロ年代探偵小説研究部」として復活。面白い!全く面白い!部員も存分に遊んでいるし、抑えるゆりっぺのシニカルさも楽しい。何より会話や文書の可笑しさは読んでいる間中クスクスが止まらない。次作も読み始めちゃいました。2021/02/05
藤月はな(灯れ松明の火)
27
(性悪な感想ですので気分が悪くなる前に引き返してください)八つ当たり関西弁小学生と頼んでいる相手にすぐ「殺す」という元いじめっ子、逃げた癖に親のエゴや勝手をいつまでも子供に押し付け続ける古賀母には正直、親と小学時代の思い出したくもない過去を思い出すからマジで死んでほしい。知っているサブカルネタに脱力。杉野二号の好きなバラバラ死体に「魍魎の匣」だったので「ディープな趣味だ・・・」と思ってしまうTTそして匠の覚醒でどんどん、危うい方面に・・・。「アンカット版魍魎の匣」は是非とも読んでみたいです。2011/06/12
ひめありす@灯れ松明の火
16
わかるなあ、この気持ち。というのが正直な感想。高校生の頃ってどうしてこうも馬鹿馬鹿しくてちょっと悪いことにすぐに熱中してしまうのでしょうね。そして一度決めたらあとはもうどこまででも突っ走ってしまうテンションの高さ。存分に楽しませてもらいました。基本は学校という狭いフィールドでありながら縦横無尽に駆け回る濃いキャラクターたちがとても面白かったです。でも、毎度巻き込まれたり巻き込んだりするゆりっぺたちカップルは受難だなあ。2010/12/02
ゆゆゆ
14
登場人物の立ち位置がわかっているせいか1作目よりも楽しめました。個性豊かすぎる面々がどんなとんでもないことをしでかすのだろうとわくわく。パワーの古賀、技(?)の匠のコンビネーションがよかったです。ヤシマ作戦の部分はページをめくる手が早くなりました。3巻も読もうと思います。で、佐竹のアカウントはまだ特定できないんですかね!2013/06/28