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内容説明
日本No.1ビジネススクールの人気講座を紙上初公開!経済ニュースが格段におもしろくなる。
ビジネスの意思決定に欠かせない損得が判断できる。
「自分の仕事」の値段がわかる。
短時間でエッセンスが身につく一冊。
目次
第1章 モノゴトの価値を決めるモノサシ<br/>第2章 割引率はリスクで決まる<br/>第3章 リスク水準が事業価値を決める<br/>第4章 変化するビジネス価値とどうつきあうか<br/>第5章 「効率的経営」をどう計るか<br/>第6章 ファイナンスから見た企業価値の本質
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
9
JR東海のデット比率は80%、レバレッジは約5倍でかなり高い。交通機関は公共性の高いインフラ事業であり、相対的に景気変動に左右されにくく、結果として、会社が生み出すキャッシュのブレ幅も小さいので、金利の支払いを計画的に行うことが可能。事業のリスクが小さいので、レバレッジを高く保てる。(p190) 2024/05/08
ふね
7
#9 2020年の勉強のテーマでもあるファイナンスを基礎から噛み砕いて説明してくれる一冊。ファイナンスとはすなわち「値付け」のためのロジックである、という定義から、主に事業において、その価値を紐解くための理論を学べました。実践レベルにできるように学び続けたいと思います。2020/02/23
Yuichi Tomita
3
復習のためにはるか昔に読んだものを再読。 内容は至って基本的なことで特色はCFOの役割について随所で触れていることか。 まぁ読みやすい。2021/02/15
帯長襷
3
導入にはわかりやすい構成、ボリューム。他の本が分厚すぎたり端折りすぎたりするので、まずはこれ。価値が時間で変わることなど基礎的な概念が書かれている。ただし、初心者が躓くポイントへの配慮があまりない?そもそもなんで「割り引く」の?とか「キャッシュフローって利益とは違うの?」とか、そういう「なんでお空は青いの?」系の疑問点は解消されない(少なくとも私は)。典型的な「教科書」タイプなので、適宜わからないところは別書籍で補わないとゼロからのスタートの人間にはきついですネ。まぁこれはファイナンスそのものが…(笑)2018/10/09
sas
3
ファイナンスを学ぶための入門書としては最適。割引率、NPV、IRR、資本コスト、デットとエクイティ、ROEなどについて分かりやすく説明してある。ただ、投資プロジェクトの不確実性リスクについては、定式や相場もないので、おおまかに決めることや、デットとエクイティの最適比率についても明確な理論がある訳でもないことを考えると、結局は企業それぞれの「勘」に頼るしかないということが分かった。2013/06/23