メディアワークス文庫<br> 生贄のジレンマ<中>

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メディアワークス文庫
生贄のジレンマ<中>

  • 著者名:土橋真二郎【著者】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048689335

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内容説明

生き残るためクラスメイトに投票し生贄を選出するか―― それとも自ら生贄に志願し“穴”へ飛び込み他者を救うか―― 卒業を間近に控えた生徒たちに課せられた残酷な《ゲーム》。 はじめは生贄志願者の登場によって生きながらえていた生徒たちだったが、やがて大きな変化が起こる。生贄志願者の“価値の低下”――それはクラス投票による生贄の選出を促すものであり、やがて起こるクラス間での凌ぎ合いを意味していた! そんな中、事件の真相を調べる篠原純一は徐々にクラスから孤立していき――? 『殺戮ゲームの館』 の著者・土橋真二郎が贈る〈中〉巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

92
生贄ゲーム。ルールが次第に変わっていく。しかも悪い方に…。「救済」とはなんだったのか。これはクラス対抗の騙しあいか。食うか食われるか、自分が生きるためには他の命を引き換えにしなければならない。そして篠原はあることに気づく。ゲームの目的も首謀者もわからず、下巻にいくしかないな。2023/02/07

えみ

61
自分が生き残るために級友を…友人を殺す勇気は自分にあるだろうか。他人だったら押せるだろうか、その生贄スイッチを。強制的に非人情的にならざるを得ない状況に追い詰められ、追い立てられるように学校に閉じ込められた高校三年の生徒達。推薦・立候補・強制で誰かを犠牲にすれば他の人は助かるという生贄制度、得体の知れない救済措置。どんな時も死を突きつけられた状態のなかの、怯え、怒り、絶望、嘆き、絶叫。限界まで弄ばれ、揺さぶられた人々の心理描写が凄まじい。クラスごとの受け止め方、個人の考え方が最後に影響しそうで緊張感漂う。2023/01/04

ちーたん

55
上巻からのおさらい。生贄ルールの有利度は①生贄志願=1人の命で24時間全員が助かる②クラスの中から生贄投票=1人の命で6時間クラスの全員が助かる③沈黙=全滅。他人の命を引き換えに生き延びる命。ゲーム初回時点で全滅2クラス。残り6クラス。徐々にルールが改悪されていく中、クラス間の頭脳戦が徐々に動き出す?終わりの見えない生贄ゲーム。果たしてこれはどんなクライマックスを迎えるのか?下巻へ!2019/06/12

た〜

24
(上)に比べて人物に深みが出てきたかな2013/11/06

伊瀬有佐

20
転入生の飛び込みシーンは印象的。この巻のメイン(ぇ/セクハラだけでは飽き足らず、まさかのR-15くらいのシーン……。エコロジカは某地デジの鹿から来てんのかな?/一組はなんで助かったんだろなー。/ラストでようやくゲーム本番って感じになってるが、あと一冊で終わるんだろうか……。とりあえず、明日朝一で下巻買ってきます。2010/12/27

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