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内容説明
飛田神社付近で俄かに増殖する妖たち…それは、大神獣・麒麟の復活を意味していた。歴代最強とされる初代飛田家当主が、かつて命と引き換えに封じた恐るべき存在。その麒麟が、今まさに長い眠りから覚めようと…かつてない危機！だがマコトがまなと今度一緒に戦えば、命の危険があると知った玖海は、麒麟に一人で立ち向かうことを決意する。果たして玖海の運命は！？その時、マコトとまなは！？超弩級史上最大の敵を迎えた今、知られざる兄妹の絆が明かされる…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
19
妹ー！麒麟さんはデカさの割にあっけなく終わった、と思ったら…2013/08/25
マーム
8
マコトの妹の玖海。ちょっと暴走気味で困った性格の少女かと思いましたが、心の奥底には意外な一面を持っていることが分かりました。美しき兄妹愛！？2010/11/21
すうす
4
展開が早く、おもしろい。 が、もう少し丁寧に描写すべきかな？とも感じる。 例えば、本巻で出てきた麒麟の強さが、私には伝わってこなかった。 このため本巻最後のカタルシスもあまり感じられなかった。 それと戦闘が続くと、飛田の役割が少し物足りなく感じる。 脇役がみんな魅力的で、それぞれテーマに沿った役割があるからこそ、そう感じてしまう。 2010/11/07
ふぃー
2
マナも玖海もモンタナもいいけれど…もっと明美ちゃんに出番をー2010/12/20
ミヤマ
2
危機を作って、物語を盛り上げて、その解決を示すことでカタルシスを得るというのは作劇の上で常套手段だと思うんだけど、ちょっと山場を作りすぎてて緊張感というか展開がどうなるのかというドキドキ感が少なくなってしまっている。悪く言えば予定調和の線に乗っかりつつあるというか。少し話の上での裏切りも必要なのではないかと思う。作者さえも裏切るような作劇にしないと、読者が飽きてきてしまう。予定調和の崩壊と取り返しがつかないというシリアスさを失うと、ストーリーは求心力を失い破綻する。是非retakeのような調和の破壊を。2010/10/30
