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内容説明
日本人が食事にかける時間は、イタリア人やフランス人に比べて圧倒的に短いという。彼らは食事に時間をかけることで、会話を楽しみ、そこから様々なことを学んでいるのだ。翻って日本では、美味しい料理や雰囲気の良いお店を紹介する「グルメ本」は多いが、社会や文化といったその背景にまで言及した本は近年殆ど見られない。本書では、食をライフワークとする著者ならではの食についての「本当のウンチク」を学ぶと共に、「一期一会」とも言える、仲間と囲む食卓の大切さを語りかける。【目次】朝礼の挨拶――私たちが学びたいこと/第一時限 食の時間/第二時限 食の作法/第三時限 食の進化/第四時限 食の伝播/第五時限 食の禁忌/第六時限 食の仲間/放課後の雑談――まずい店ほど楽しめる
目次
朝礼の挨拶――私たちが学びたいこと
第一時限 食の時間
第二時限 食の作法
大三時限 食の進化
第四時限 食の伝播
第五時限 食の禁忌
第六時限 食の仲間
放課後の雑談――まずい店ほど楽しめる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
19
食文化史エッセイ。講義等のつかみの話しになら面白いと思うのですが、続くとやや食傷気味の感じも…。他の著作を読んでみようかとは思いました。2019/10/09
neimu
8
玉村さんらしいちょっとおしゃれで薀蓄のこもった言葉づかい、アイテムを散りばめながら、食事の風景の今と昔、歴史と国と文化の影響、国民性の違い、風土、様々な側面から話してくれるので楽しい。でも、「甘いもの柔らかいもの白いもの」の話では、ちょっと切なくなったなあ。フランス料理に対する切り口も、かつて四半世紀前に海老沢泰久の『美味礼賛』に影響されたものとしては感慨深いものがあった。2012/11/22
きゅー
7
比較文化史的な食エッセイ。フランス料理と日本料理の違いについて具体的な食事の場面を例に、料理の出てくる順序、ワインの飲み方、シェアの有無、料理についての論評をするかどうかなど幅広く書かれている。ユーモアがある書きぶりなので、肩肘張らずに読むことができる。長年の外食経験を蘊蓄の講釈ではなく、楽しいエピソードとして披瀝しているのがとても好感が持てる。『料理の四面体』など彼の著作が本棚に数冊あるので、しばらく楽しめそう。2026/02/06
和草(にこぐさ)
7
食べ物もさることながら「ともに食事をする人」が大切。確かに一緒に食べる人によって、美味しくもあり不味くも感じるのでしょうね。2016/07/10
makimakimasa
5
フランス人は隣人の料理を味見しないらしい。拡散を喜ぶ日本人に対して、フランス人は集中を求めるという。自分も、人と料理を分け合うのが苦手だし、小さな酒の肴が何品もあるより、丼物の様なメインディッシュが一つある方が好きな傾向ある。でもフレンチのコース料理みたく、食べる順番にはこだわり無いので、そこはジャパニーズアナーキズムに従っていると言えよう。ばっか食いについては、ここに実例いますとお伝えしたい。世界一まずい料理はラクダのハム。でも結局は料理の味より、気の合う仲間といかに食を楽しむかが重要という考えに賛同。2015/09/26




