内容説明
人口わずか七五〇万の小国イスラエルは、度重なる戦争を切り抜けながら、いかにして超大国アメリカを動かすに至ったか――。そのおそるべき危機管理能力、国防意識、そして周到な外交術とは。強固な二国間関係を生んだ「伝説のロビイスト」や米国ユダヤ系社会から、ホロコーストの生き証人らユダヤ移民たち、そして情報機関モサドの元長官にペレス現大統領まで。四年におよぶ取材を通じて迫った、生身のユダヤ国家!
目次
1 アメリカとの絆
2 強固な二国間関係
3 イスラエル・ロビーとは何者か
4 かき消される疑問
5 エルサレムの今昔
6 ユダヤ人の国
7 何も信じない、誰も頼らない
8 変わりゆく国の姿