内容説明
エフィーはひどく緊張してヘリコプターに乗りこんだ。これから砂漠に向かい、ザカリ王のお世話をしなければならない。王に仕える侍女が失踪したため、急遽彼女が選ばれたのだ。身分の低い召使いのエフィーにとって、これ以上の名誉はない。けれど、ザカリ王は私を気に入ってくださるだろうか?エフィーはザカリ王を初めて見たとき、その朝日のようにまぶしい笑顔にすっかり心を奪われてしまった。何があっても敬愛する王に懸命に尽くし、カリスタの人々の役にたちたい―かつて、アイゲウス王の侍女だった母のように。エフィーの胸元では、母の形見のペンダントが光り輝いていた。■作家競作8部作〈ダイヤモンドの迷宮〉もついに最終話です!伝説のステファニ・ダイヤモンドの秘密がついに明らかに……。C・マリネッリ渾身の情感豊かなロマンスをお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
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あの終わり近くのネタはあんまりだ・・・。アリストの皆がかわいそう。2011/08/04
Mari
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★★★2011/03/08
MOMO
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なんだかねぇ・・いかんせんザカリ君のとった方法が気に入らなかったため、あんまり楽しめなかったわ・・エフィーちゃんがもうちょっと早いうちから強気な態度でいろいろとしてくれたらもうちょっと楽しめたのに・・おまけに終盤出てきたあれ!あれのせいでアリスト王国の皆がかわいそうになっちゃってさぁ・・もっとも、あれで両国の関係にきちんと収集がついたっちゃぁ、ついたんだけどさ・・うー・・アリスト国サイドのお話も読んでるだけに、なんか納得できないのよ・・まぁ、アイゲウス父ちゃんが最低親父だったってぇことは確かよ!2010/11/24
みろん
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王の侍女に選ばれた女性と、カリスタ国国王とのロマンス。えらい爆弾ネタにただただびっくり…!そりゃアイゲウス王の心臓も止まるわ…。 シリーズ完結編に相応しい大作だった。最後は感動のあまり、ほろっときた…。2010/09/18