内容説明
2010年9月5日(日)~29(水)渋谷Bunkamuraシアターコクーン、10月4日(月)~11日(月)大阪イオン化粧品シアターBRAVA!にて上演される舞台の書下ろし戯曲。作・演出、岩松了。出演は阿部サダヲ、江口洋介、小出恵介、近藤公園、江口のりこ、黒川芽以、尾上寛之、ペジョンミョン、伊藤蘭、風間杜夫。岩松了が初めて描くヤクザの世界。抗争の中にあったあるヤクザの組が、一人の組員を疎外することで仲間意識を高めていく物語。あるいは、裏社会に生きる男たちの、友情に似た内的抗争の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
5
「岩松さんがヤクザを描く?」と驚きとともに手に取ったが、びっくりするくらい、いままでの戯曲とあまり変わらない。日常的な会話の中にふと噴出する暴力性が、単に「暴力のプロ」のものになっただけとも言える。場違いな電気鉛筆削りの音などが入ることもなく、むしろ分かりやすい印象。私は唐突に入る鉛筆削りの音とか、好きなんですが。「アテ書き」ということもあるのだろう、主演の阿部サダヲをイメージして読むといろいろ捗る。2017/11/20
ことぶき2011
0
岩松さんが珍しく(今までにあったのかな?)極道たちを描いた戯曲。 舞台は観ていないのだけど、阿部サダヲさんが躍動する姿が目に浮かぶ。 岩松作品は難しいので、1回読んだくらいじゃ、何も僕にはわかりません。 あいかわらずセリフがシンプルで好きですが。2011/07/27
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