内容説明
「僕は恵まれていた。だからこそ、今度は僕自身が、社会のために、子どもたちのために、その力を還元していく番なのではないだろうか」。ベストセラー『五体不満足』の著者が、教育委員会の非常勤職員として子どもと向き合い、やがて教師となるまでの胸の内を綴る。学校と教育に関わるすべての人の必読書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
21
テレビとかでの乙武さんをチラッとでしか知りません。五体不満足も他の著者も未読です。この本は乙武さんが学校の先生を目指す本です。涙しました。あえて乱暴のコメントしますが、乙武さんは右でも左寄りでもなく普通のバランス感覚を持った人。ただ手足がない。。。でも情熱的で万物に感謝の気持ちを持ったカッコイイ人。そんな感想です。2013/01/30
TANGO
15
読み友さんからの貸出本。乙武さんの視点から書かれた、学校と教育について。何よりもその情熱に心打たれる。発行されてから5年以上経った現在、変わらない課題も山積みではあるが、変わらない大事なメッセージを受け取って、私もまた、誰かに還元出来ればいいなと思う。2013/09/18
ほうき星
11
乙武さんは、熱い。あぁ…と思ってもすぐに別の視点から気づく。凄いな。この本は、日本の教育制度、特別支援への想い、子供たちの成長について、また、国内外の学校を訪問しての様子をまとめた本です。日本の教育体制に遅れている部分があり、これから少子化が進むにあたり、日本は本気で子供達を育てていかないと、大変だと思う。ぜひ多くの方に読んで欲しいです。2014/03/03
ゆきちゃむ
8
教育の現場の状況とかが詳しく書かれていて、いずれ自分が親になったら、、、と考えさせられました。20140817-125★★★2014/08/17
さーもんマヨ
5
B+ 2005年に新宿区の「子どもの生き方パートナー」に就任した時の考えをまとめた本のようです。不登校、暗い子、ゆとり教育等について書かれてます。2013/04/13