朝日新書<br> 就活の勘違い 採用責任者の本音を明かす

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朝日新書
就活の勘違い 採用責任者の本音を明かす

  • 著者名:楠木新【著】
  • 価格 ¥779(本体¥709)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022733573

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内容説明

採用の決め手は面接だ。適正検査の成績がよくても、驚嘆するエントリーシートを書いても、最終の結果には反映されない。就活は運やタイミングの支配を受けるもの、自己分析を金科玉条にするのはおかしいなど、採用担当者だった著者が、就活生の常識をくつがえす視点で解説。採用側の最後の決断とは何か、就活の真実を明かし、ツキを呼び込むためのポイントなど対処法のコツを指南する。

目次

第1章 採用責任者のホンネと実態
第2章 採用する側を知ろう
第3章 就活に関する七つの誤解
第4章 本当の「自己分析」をやってみよう
第5章 会社選びで事前に押さえておくべき点
第6章 就活の各プロセスを時間軸で考えよう
第7章 面接をどう乗り切るか
第8章 採用面接における四つのフェーズ
第9章 自分で動く、人に出会う、自ら感じる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

60
❷《就活に関する7つの誤解》/・就活には偏差値も全国共通就職テストも存在しない、そもそも「正解」が求められているのではない。大学受験の発想は捨てるべき(婚活に似ている)。・就活には選択肢が増えれば増えるほど実際の選択が難しくなるというパラドックスが存在する。・採用面接は相手とのコミュニケーションの場なのに自分を良く見せるコンテストだと勘違いしている学生が多い。・採用する側は学生の力量を完璧に見極めることはできない。諸々の限界や制約の中でリクルートを進めている。2019/10/29

コウメ

53
❶「ノート」《採用責任者の本音と実態》/・1回限りの短時間の面接であなたの合否が決まる。採用責任者は迷いながら結論を出している。・就活は相性やタイミングに支配される、採用責任者と学生という個人対個人の相性だけでなく会社の社風もそこに絡む、また採用枠の埋まり具合によって合否のレベルは変動する。・採用の基準は「自分の部下、後輩として一緒に働けるかどうか」採用活動は一緒に働く仲間を探す行為。・目の前の面接官との関係性の中で採用の基準は成立している。2019/10/01

藤枝梅安

24
大手企業で採用担当を経験し、現在は大学でも講師を務める作者が、自分の娘さんの就活の体験と自分の経験を絡めて、「就活」に関する通念を覆そうとしている。「就活を試練ではなく、異質な相手とのコミュニケーションを通して自分の視野を広げる機会と考える。」、「就職は大学入試とは違い結婚相手を捜すようなものだ」、「学生は大企業を志望するというより、CMや店頭で身近に感じる企業を希望する。」などの主張については、私自身が自分の娘や高校生に伝えてきたことなので共感を抱いた。2012/05/17

くろほ

12
これまで読んできた就活本の中では、一番現実に役に立ってくれそうな本。就活生側と企業側、それぞれの視点から就職(採用)活動を眺め、的確(たぶん)なアドバイスをくれている。「(就活は)とにかく自分で動いて、人に出会って、また自分で感じてみるという繰り返しだ。」就活のお守り的本になりそう。2011/05/12

がっち

9
そういままでの就活本は採用者側の視点が抜けてることが多い。その点この本はそこのところまでしっかりと指摘しており、就活本としてよいのではないか。就活にお金をつかっている以上、学生もいいとこ行きたいと思うのはもちろんで、会社もしっかり欲しい人間というものがいるのである。C2011/10/25

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