光文社古典新訳文庫<br> 失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~

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光文社古典新訳文庫
失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~

  • 著者名:プルースト/高遠弘美
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 光文社(2013/12発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334752125

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内容説明

色彩感あふれる自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、連鎖する譬喩……深い思索と感覚的表現のみごとさで20世紀最高の文学と評される本作が、豊潤で絢爛たる新訳でついに登場。第1巻では、語り手の幼年時代が夢幻的な記憶とともに語られる。プルーストのみずみずしい世界が甦る!〈全14巻〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

燃えつきた棒

59
たいした読書家でもない僕が、なぜ、先日やっと吉川一義訳の岩波文庫版を読み終えたばかりの、この作品を読もうと思ったのか? ひとつには、高遠先生が「文学こそ最高の教養である」の中で引用していた 『プルーストによって開かれた感受性と知性とを使って、自分たちが生きている世界、自分たちの人生を見直しなさい』 (アラン・ド・ボトン『プルーストによる人生改善法』) という言葉に、蒙を開かれたような気がしたからだ。 この言葉を胸において、もう一度全巻を読んでみたい。とりわけ、「見出された時」を、と思ったのだ。2020/10/08

こなな

56
ロバート・オッペンハイマーによると鬱の突破口になったのがプルーストの『失われた時を求めて』だとあった。いつか挑戦しようと、ようやく第1編「スワン家のほうへⅠ」である。さまざまな譬喩に構文が複雑とある。小説を小説たらしめているのは細部の輝きであるということを胸に刻み読み進む。紅茶か菩提樹のハーブティーに浸して私に差し出してくれたマドレーヌの味は私(語り手)にとって思い出の扉なのである。強烈な印象を客観的な要素にきちんとまとめることを目指し私(語り手)は、芸術、科学、生物、読書、多くの経験や思索を積んでいる。2026/02/22

SOHSA

55
《kindle本》ついに禁断のプルースト沼に足を踏み入れてしまった。複数の訳者によって翻訳されており、どれにするか迷ったが、光文社古典文庫の最近の素晴らしさに惹かれて、本作でも同文庫高遠弘美訳を選択した。物語はまだ始まったばかり、すべてはまどろみの中で時を行き来するのみ。この向こうにはどのような景色が広がっているのだろうか。訳者口上のとおりに先入観を持たずに、一文一文にひたすら取り組み、味わい尽くしたい。【ガーディアン1000】2016/01/10

harass

54
長い休みのようなものを過ごすことになったので、いつか手をつけないとと思っていた本を読み出す。KindleUnlimited.著者の記憶、思い出した出来事、風景の描写、比喩。ストーリーよりも、細部。意識や感覚を描く。思うに原文から日本語に無理やり翻訳したものであるので、なんともついていくのが大変。それでもその作品の革新的なことは理解できる。文章芸術のひとつの到達点。次巻に。2025/10/05

市太郎

53
読了するのに半年近くかかってしまった。他の本と併読していたとはいえ、一冊の小説にこれだけ時間をかけたことはほとんど初めての経験。主人公の思い出からはあっさり振り落とされてしまって五里霧中の読書。まずは一回目と割り切って読了することを目的とした。冒頭部分、鐘塔の描写、そして有名な紅茶とマドレーヌ辺りが好き。何年掛かるかわからないけれど、ボチボチ読んで行こう。全巻刊行まではまだまだ時間がかかりそうなので、他訳も読んでみようかな? どの訳でもいいから一回くらいは全巻読破してみたいものだ。未熟者の浅はかな野望。2013/08/25

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