中経出版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する

著者名：小島美津子

KADOKAWA（2011/12発売）

• ISBN：9784806137894

内容説明

一部上場からベンチャーまで、５０００社を取材してわかった。『もし不採用だったら、どうしますか？』『転職を決意したのは、なぜですか？』『うちのやり方は独特ですよ、経験が役立つと思いますか？』なぜ面接では、こんな質問をされるのか？　「質問の意図」をていねいに解説。モデルトークに頼らずに、効果的な自己ＰＲができるから、内定がぐんと近づく！

目次

基礎編　面接でチェックされるポイントが見える！（面接の目的を理解して準備をはじめよう；面接の落とし穴に用心しよう；質問のすべてに選考上の意図とねらいがある）
実践編　必ず聞かれる質問の隠れた意図が見える！（気を抜けない導入やしめくくりの質問；採用選考の根本にふれる志望動機を聞く質問；どこでも必ず確認される経験・スキルの質問；選抜のカギを握る自己ＰＲとヒューマンスキルを問う質問；会社への適応度を確認する雇用条件や勤務対応の質問）
応用編　答えに詰まる難問のねらいが見える！（あいまいさに切り込む突っ込み質問；疑念をあげ、弱点を突くプレッシャー質問；不採用をほのめかす揺さぶり質問；正直に答えていいものか迷う難解質問；試されいてると感じる難問・奇問）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[デスカル]

面接の回答は全て仕事に結びつけることが大前提です。例えば、面接会場までの道もです。「HPの地図が分かりやすかった」「土地勘がある」など。さらにその回答を肯定的にすることです。離職期間が長かった場合には、「祖母の介護と仕事に結び付ける勉強をしていた」とか。圧迫も逆手にとって、肯定的に回答することも当然です。異業界も「まっさらな気持ちで吸収していきます」と。具体例が書いているので、面接のイメージができます。自分なりに行ってきた業務とその意義を書き直していくことがいいでしょう。模範解答の暗記できませんから。

2014/01/25

[yuzuyu1127]

レジに持ってく時は恥ずかしかったけれど内容が分かりやすかったので空いた時間を使って読み、面接に臨みました。結果は車を所有していなかった為通りませんでした。ありがとうございました!!

2020/08/03

[ゆう]

求職者として、自分がしたい仕事、身につけたいスキル、求める環境など、自分の願望に焦点を当てがちだ。もちろん、自分の目標を持つことは重要だが、それだけでは採用される可能性は低い。採用側が求める人物像や、それを踏まえた上での質問の意図を、正しく理解することが重要だ。中途採用では、単に優秀であることが求められているわけではなく、その会社の現状のニーズに適合する人物であることがより重要視される。そこを誤解したままだと、言葉の選択や行動の選択を誤る可能性が高い。

2024/06/19

[erie]

アンリミテッド。先日面接を受けたので。特殊な職業で、欧州の組織の面接を受けたのでもちろん全然違うのだけれど、むしろ国内での一般的な就活、就業の経験がないので日本の企業の様子が分かり、比較すると興味深い。家からどうやってきましたかなんて質問があるんだなぁ。年上の異性にモテそうですねなどの質問は聞かれた時点で帰りそう。もちろんもっともで真っ当な内容もたくさん書かれているのだけれど。ところで欧州の一段上の職位の面接より、現在の米国の仕事につくときの面接の方が長くていろんな人が出てきた。

2020/06/06

[あまね]

付け焼き刃的に読む。実際の面接でも本書に出ている質問をされた。うまく答えられたかは自信がないけど。面接のシミュレーションには良いと思う。

2019/03/10