内容説明
三八億年前、とてつもない偶然が重なり、たった一つの細胞が誕生する。この細胞が人間のような複雑な生物へ進化したのは何故か。「細胞は考える」という観点から、生命と性の秘密を易しく解きあかす生物学入門。
目次
第1章 性のはじまり(性とは何か 細胞段階での複雑化 死を克服する)
第2章 巨大分子の働きと無糸分裂(アミノ酸をつなぐ情報 染色体の不思議 タンパク質のはたらき 巨大分子と細胞の分裂)
第3章 有糸分裂と減数分裂(二つの分裂法の違い ディプロイド細胞の超能力 減数分裂のエキスパート)
第4章 卵と精子(卵と精子と受精卵 胚を保育する工夫 ついに胚を飼育する)
第5章 身体ができる、そして雌と雄(多細胞の個体として確立する 位置や任務を知っている細胞 「雄と雌」とは何か)
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