メディアワークス文庫<br> 俺のコンビニ

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メディアワークス文庫
俺のコンビニ

  • 著者名:峰月皓
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048688000
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東京暮らしに挫折して、故郷へと舞い戻った青年、牧水良平。実家の小さな商店を手伝うわけでもなく、悶々とした日々を送っていた。そんな彼が一念発起! 人口の少ない田舎町で、コンビニを起ち上げようと決意する。当然のごとく次から次へと難題が降りかかってきて、若き店長は行き詰まるのだが――。 あなたがいつも立ち寄るコンビニの裏でも、こんな熱いドラマが繰り広げられているのかもしれない!? 何事にもへこたれず、前へ進んで行こうとする一人の青年を描いた、元気をもらえる爽やか青春小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソルティ

188
軽く読めるけど内容は感動。「コンビニ人間」とは違い、自分のコンビニを立ち上げるために奮闘する話。特にアルバイトの高校生達の変化、それに主人公良平が影響を受け、相互作用で成長していく様が読んでいて清々しく涙が滲む。「彼女はあの歳で、もう生きることに必死だった。(中略)けれどあの小さな身体はいっぱいいっぱいで、とても真雄を受け入れる余裕はなかったのだろう。」「失敗しても、何度でもやればいい。」「「だから!なんで私たちを頼ってくれないんですか!人を頼っていいって教えてくれたのは、店長じゃないですか!」」2018/11/25

おしゃべりメガネ

169
コンビニの裏側?を描いた作品です。ライトノベル?なので、非常に読みやすく、テンポも軽快でストレスなく読了できました。登場人物の描き方もシンプルかつ魅力的にわかりやすく描かれており、もう少し評価されてもいいのではと思ってるシリーズです。一生懸命なコトが良くもあり、時には歩みを止めてしまう、そんな普通に起きる葛藤をネガティブになることなくサラっと書いてくれている内容に笑顔になれます。この作品を読むと(みんながみんなではありませんが)コンビニで働いている店員さんに対し、敬意の眼差しで見てしまうようになります。2011/10/13

まさきち

56
基本的には好きな話の流れ。ただちょっと詰め込みすぎで、ディテールが描かれてない印象で残念な印象。でも読み終えた時の気持ちはすごくいい話でした。2022/01/05

ひめありす@灯れ松明の火

55
かつて夢の雇い主に裏切られて実家に帰った彼が、もう一度夢の持ち主から今度は自分だけの夢を手に入れて、頑張ろうとするお話。『頑張りたかった』ことがもう一度『頑張れること』になったその姿が誇らしく眩しかった。そして四人の高校生たち。彼らもまたそれぞれに『頑張りたいこと』を持っていて、ひどく幼いように見えてでも余程私なんかよりしっかりしていると思う。片意地張りのライバル関係に、頑張ろうとする空廻り、そしておいしい『お漬物』。しかし垂氷店長と言い主人公母と言い、真の主人公はお母ちゃん達かも。お漬物食べたくなった。2011/12/05

た〜

42
所謂お仕事小説。コンビニ立ち上げそれも地方の地元密着型、そこに色々と陰謀なんかも絡んでてんてこ舞い、なんとか開店にこぎつけたところで終了。色々戦いの要素が投げっぱなしだけれどその辺は次回作に続く、ということか?というわけで「俺達の・・・」に突入2014/05/12

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