9条がつくる脱アメリカ型国家―財界リーダーの提言

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9条がつくる脱アメリカ型国家―財界リーダーの提言

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862280077
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C1031

内容説明

自民党や経済界は今、憲法九条を改定し、アメリカと一体となって日本を戦争のできる国に変えようとしている。経済界は、武器輸出三原則を緩和して、軍産複合体への道を開き、さらに、経済のグローバル化の中、軍事力をバックにしたアメリカ流の覇権型資本主義を推し進めようとしている。経済界の大物ご意見番が、自らの中国大陸最前線での戦争体験や経済界の今日の危うい内情をもとに、渾身の力で憲法九条を擁護し、戦争をしない21世紀日本のかたちを展望する。

目次

序 なぜ9条改定に反対するのか
1 経済界の9条改定の動き
2 中国大陸最前線へ―私の戦争体験
3 アメリカの軍事行動に従う日本
4 9条がつくる21世紀日本のかたち
5 日本とアメリカの価値観は違う

著者等紹介

品川正治[シナガワマサジ]
現在、財団法人国際開発センター会長、経済同友会終身幹事。1924年、兵庫県生まれ。44年、徴兵で中国戦線へ。戦闘のため今なお散弾の破片を体に残している。東京大学法学部政治学科卒業。日本火災海上保険(現日本興亜損保)社長、会長、経済同友会副代表幹事・専務理事を歴任。高潔な人柄と教養で経済界のご意見番として知られ、保守・革新を問わず人望が篤い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KUMA0504

2
品川さんはアメリカはアングロサクソン型資本主義だという。軍産複合体の資本主義である。しかし、日本は違う。「軍産複合型を形成せずに経済大国を実現しえた最高のモデルだ。経済人として私の誇りだ。いったいどこにこの形を変える必要があるのか。誰の為に変えようとしているのか。それはアメリカの要求に応えるためとしか答えようがあるまい。強いて探れば、軍産複合体として日本の政治、経済を動かしたいと思っている超大企業、大メーカーのいわゆる「勝ち組」にいきつくだろう。しかしそのためには「軍」が無ければならず、常に「戦争」の構え2010/05/10

里のフクロウ

1
日本を代表する経済人が、憲法9条の改訂の動きに反対を唱える書き出しに最近になく高揚した気持ちを抱いて読み出した。しかしながら程なくその気持ちが萎えてくるのを禁じ得なかった。そして常識の前に非常識を訴えることの困難さをつくづく感じさせられた。9条の精神を国是とする考えの前には、同時にこの考えで世界に通用するのか、国が生きていけるのか、に答えられなければならない。でなければ現実を知らない理想主義者のそしりを免れない。その期待に十分応えられていないように感じた。常識の正論に打ち勝てる確信を得られなかった。2014/08/19

みろり

1
日本の経済のあり方をきちんと説明した本。アメリカとは違う、軍産業との絡みがないよいところを保持するためには、9条が必要と説明している。わかりやすいし、日頃、疑問に思っていることが解消された。もっと、たくさんの人に読んでほしい。2011/11/20

坊主丸儲け

1
拝金主義者は戦争の末端で何が起きようが関係ない。世界の不安を煽り、惨事を起こし、阿鼻叫喚の世界など見ることも無い。全て他人事。想像力の欠如のなせる業なのかそれとも黄金の光が眩し過ぎて何も見えなくなってしまったのか。ほんのわずかの利他をも許すまじと世界を破壊しようと画策する恐ろしい者。それが経済界のトップに君臨するための要件。2010/09/02

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