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内容説明
甦ったアメリカの金融資本主義が日本の資産を襲う!プロのディーラーが見たイラク戦争、サブプライムローン、ギリシャ・ユーロ危機……。その次に来るものとは何か?世界情勢を巡る数々の事件で莫大な利益を手にしているのは誰か。覇者達はあの手この手で搾取を目論んでいる。彼らの思惑を見破るには、「誰が得をしているのか」という国際情勢のB面を探ればよい。次々と明らかにされる衝撃的な国際情勢の裏側と各国の思惑。次の標的となるのは莫大な日本資産かもしれない。我々の財産を守る術はあるのか?
目次
プロローグ B面から経済の本質が見えてくる<br/>第1部 世界経済を牛耳るアメリカの意図(覇者の狙うスクラップ&ビルド“復興需要” 基軸通貨を巡るドルとユーロの戦い ギリシャ危機は、こうしてつくられた 人民元・ドルペッグ制の終焉)<br/>第2部 日本の金融体力を増進させる(国民にはメリットがない金融政策と税制 国の借金問題の本質を見極める 金から見る各国の通貨戦略 日本を富ます切り札“ゆうちょ”)<br/>エピローグ 今こそ経済的な独立を果たすとき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Megumi Odajima
3
この世の中で、偶然に起こることの方が少ない」まったく、できることならルールメイキング側になりたいものです。 何故知らずに生きてこられたのかと、恥ずかしくなっちゃうくらいお勉強になる1冊。 こういうことをほとんど知らない・気にしない大衆に民意を問われてもね~。と、民主主義を否定したニーチェ先生に一票だな。2014/03/19
メルセ・ひすい
1
14-49 相場・為替・臨場感!…9.11を遡ること2か月、7/18の東京の夕方遅くロンドン市場で、特に何も相場を動かす材料なしの中、対スイスフランS.F相場で突如!ドル売り!(*_*)ワズカ2~3時間のことであったが200~300p.、円の感覚でいえば2~3円$が暴落!。それ以降もSF買いは断続的に続く、それが対全通貨SF買いであればニュースがなくてもスイス国内要因と断定できる。しかし、大幅なSF買いが起きたのは、米$とカナダ$である。欧州だけを取り上げてみれば、米国寄りの英£が売られ、SFが買※2011/02/05
どりたま
0
国際情勢の表(A面)と裏(B面)を見るという切り口で書かれた本。最初は裏を読むとは怖い話だな~と思っていけど、最後のまとめ(エピローグ)のところに著者の主張(今後の日本の在り方)を読んで怖い話じゃなく、これがグローバル的な考え方だということがわかりました。グローバル化が叫ばれている現在、考え方も当然グローバル化しないと日本は本当に危ないと思います。2010/10/27
しゅわっち
0
もっと読まれるべき本に感じます!メディアの情報操作も書かれているため、メディアで取り上げられないかも。