うまれる - かけがえのない、あなたへ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

うまれる - かけがえのない、あなたへ

  • 著者名:豪田トモ
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2011/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569790961
  • NDC分類:598.2

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

ドキュメンタリー映画『うまれる』の内容を掘り下げた書籍版。妊娠・出産・育児を通して、私たちがうまれてきた意味や家族のあり方を考える。公式ウェブサイトから参加者を募集し、応募した約200組の中から、様々なかたちで生命と向き合う四組の家族を中心にまとめている。虐待をした自分の親との関係に悩みながらも、新しい家族のあり方を模索し、父親・母親になる決心をした夫婦。待ち望んだ出産予定日にわが子を亡くし、その意味を問い続ける夫婦。障害を持ってうまれた子どもに戸惑いながらも、あたたかいまなざしを向け、懸命に育児に取り組む夫婦。切望していたものの子どもに恵まれず、新たな生きがいの道を探りはじめた夫婦――それぞれの家族にドラマがあり、生きるとは何か、家族とは何かを、心で感じさせてくれる。すべての生命が、そして自分の生命が、かけがえのない、奇跡的な存在であることを教えてくれる、魂のこもった感動のドキュメンタリー。

目次

プロローグ 映画『うまれる』が「うまれた」理由
第1章 胎内記憶と親子の絆―「うまれる前」の子どもたち
第2章 いのちを授かる―親になるということ
第3章 たしかに存在した小さないのち―「誕生死」を考える
第4章 二人で迎えるいのち―男女の役割とパートナーシップ
第5章 医療に救われるいのち―18トリソミーの虎ちゃんの成長
第6章 女性にとっての「産む」「産まない」―不妊治療を通して考えたこと
第7章 そして、出産―新しい自分が「うまれる」とき
エピローグ 映画と新しいいのちの誕生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

64
映画「うまれる」の監督の本。妊娠の奇跡、出産そのものについて取材したことや著者の思いが書かれた一冊。女性にとって妊娠出産は命を懸けた一大事。男性の役割が重視された昨今と違い、自分の時はいろんな意味で大変だった。この本はこれからお父さんお母さんになる人たちが読むとホッとするかもしれない。子どもを産み育てるということを受け止められるかもしれない。だけど、妊娠も出産もみんなそれぞれ。自分のスタンスで家族になったことを味わうしかない。「誕生死」については考えさせられた。無事に産まれた子どもたちに感謝。2014/12/02

22
「子供が親を選んで生まれてくる」というのは、子供がいる人や、とくに障がいのある子供がいる人には救いの言葉だが、子供が欲しいのに授かれない人にはどうなんだろうと思う。この手の本を何冊も読んだせいか、新たな発見や感動は少なかったが、明治時代は女性の死亡原因2位がお産だったのには驚き。医学の急成長を感じる。2015/04/13

Naomi

18
ドキュメンタリー映画「うまれる かけがえのない、あなたへ」の監督さんの本。映画もすごくよかったです。この本では、監督さんの思いがより直接的に伝わってきます。18トリソミー虎ちゃんのご両親の考え方が素晴らしい!「この子は私たちの子どもである以前に、ちゃんと一人の人間としてうまれてきたわけで、それなのに私たちが自分たちの価値観で、この子がかわいそうとか考えるのは、この子に対して非常に失礼なことなんじゃないかって思ったんです。」「松本虎大くんは、自分の人生をめいっぱい生きている。青春真っ只中!」(P.163)2015/05/01

水と青と月

6
映画の存在は知っていたけど見る機会がなかった。本屋で偶然見かけて購入し読んでみた。赤ちゃんの誕生や出産の事について書いてあるが、同時に自分の誕生した意味についても考えさせられる。人間関係って、いろいろあるけど、親子に限らずもちつもたれつ。輪廻転生。因果応報。お互い様。おかげ様。障害あるなし、愛情のあるなし(そもそも愛情は見えない)、子のあるなし、捉え方や幸せは人それぞれ。じゃあ一体、私の最後になにが残るんだろう。2021/09/27

ツキノ

5
映画 @umareru を観て泣きに泣いて同じ施設内の書店で検索して購入。一気読み。映画で描かれなかった部分もある。監督の豪田トモさんの出産に関してまったく知らない状態から、徐々に知り、驚き、感動するところも書かれているのがいい。おそらくほとんどの男性と未経験の女性も同じ誤解や驚きがあるはず。これから出産する若い女性、そのパートナーになる男性にも見て(観て)ほしい。2010/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/634550
  • ご注意事項