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内容説明
写真のすべてはスナップにあり。「ブレ・ボケ・アレ」と呼ばれる作風で注目を集めた時代から半世紀。路上に立ち続けた森山大道が、フィルムカメラ、デジカメを駆使して撮り下ろしスナップを敢行。いつものモノクローム以外にカラー写真も撮影。自身のスナップに対する考えや視点、カメラマンとしての姿勢やそのノウハウについて語った、カメラ愛好家必携のスナップ入門書。【光文社新書】
目次
序章 スナップとはなにか
1 砂町―好適な修練場、商店街
2 佃島―水辺のスナップ
3 銀座―デジタルことはじめ
4 羽田―風景写真と絵葉書の写真
5 国道―スピードのなかで擦過する視界
終章 森山大道とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cambel
27
先週のCP+で森山大道のトークショー?を見て、この本を持っていることを思い出した。そして今日、場末感というか生活感漂う街へ出かけていたので、ひとりで森山大道ごっこをした(笑)巨匠のように、生々しいスナップは撮れなかったけど、乙女なゆるふわ写真や、マウンティングするようなリア充写真よりも楽しい。森山大道みたいな写真家は『写真はフィルムに限る!』とか『モノクロこそが写真の真髄』というのかと思ったら、全然拘りがないらしい。そのことは、本の中でもCP+でも述べていた。2018/03/11
イリエ
24
写真多めですが、文章を含めかっこいい新書です。街はいたるところが異界だから、それを撮れ、と。構成とか、いったん忘れて街をよく見ろと。でも、「女性をふと撮りたくなる欲望(略)、欲望体となってスナップしないと、面白くもないし、そもそも意味がないんだよ」とおっしゃる。正直な話、こう思ってしまう自分もいます。つまり、これって一歩間違えば「盗撮」ってことになりませんか? と。2021/07/24
だーぼう
21
写真のことがすこしだけ分かったような気がする。写真のことは前よりもさらに好きになった。出かけたい。ブログに感想を書きました。2020/08/13
tu-bo@散歩カメラ修行中
20
スナップショットの心得。参考にならず。赤瀬川さんの散歩収獲のほうが心情的にフィットした. RICOHのGR評判いいですね。ちょっと考えます。 2015/09/27
水色系
19
ずっと探してて無印の本コーナーにおいてあったのを見つけた。「量のない質はありえない」(P68)、いい言葉。私も写真を撮りに散歩したい。撮ることで新たな発見があるかも。カメラもずいぶん触ってないし。2023/07/03
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