内容説明
学童保育で働く母と、ゲイを告白した息子。
さまざまな子どもと出会いながら、子どもの生きる力を真正面から受け止め、まっすぐなまなざしで向き合った感動の手記。
前半は息子のカミングアウトから著者が何を考え、どのように接していったのか、本人の育ちとともに振り返る。後半は、著者が学童に携わり子どもたちから受け取り感じてきた思いなど。さりげない優しさと愛が、そこにはあふれている。
目次
第1章 カミングアウト(息子からの告白;自分を問い直す夜 ほか)
第2章 子育ち(息子の誕生;子育て時間 ほか)
第3章 不登校(息子の登校拒否;母は心配じゃないの? ほか)
第4章 学童保育(学童保育指導員、ドド先生の誕生;“がんばろうな”を言わせる子どもたち ほか)
第5章 ともに歩む(一生懸命生きる人の力になりたい;自分の決めたことをするのが一番ええ ほか)