内容説明
日本人は自然と共に暮らし、自然に学び生きてきた民族であるが、現代はそれらの自然に対する畏敬の念が失われている。日本の将来のためにお寺と緑地、地域社会の関係を検討し提言する。
目次
第1章 都市における寺院空間について
第2章 近世以降のお寺の緑地空間について
第3章 文京区旧日光御成道沿いのお寺の緑地保全
第4章 台東区浅草旧新寺町通り周辺のお寺の緑地保全
第5章 これからのお寺の緑地空間のあり方
第6章 お寺で都市環境を考える
著者等紹介
北川順也[キタガワジュンヤ]
1947年、東京都生まれ。大正大学大学院修士課程修了。浄土宗開教使としてロスアンジェルスの浄土宗北米開教区浄土宗北米別院(現在は北米本院)に勤務後、私立学校法人本部事務局勤務。学園本部秘書室長・企画室長、短期大学事務局長などを歴任。在職中に法政大学大学院環境マネジメント研究科にて「都市寺院の地域との共生」についての研究を行い、同研究科を修了。現在は、引き続き法政大学大学院政策創造研究科において「持続可能な社会と寺院」について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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