朝日新書<br> 臓器は若返る メタボリックドミノの真実

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朝日新書
臓器は若返る メタボリックドミノの真実

  • 著者名:伊藤裕【著】
  • 価格 ¥740(本体¥673)
  • 朝日新聞出版(2012/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022733535

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内容説明

われわれの体内に存在するミトコンドリアは、われわれに「食べる」ことと「動く」ことを宿命づけた。食べることをエネルギーに換えるため、体内では日々、臓器たちの神秘的な連携プレーが行われている。この臓器たちの「疲れ」こそが、「老い」の秘密だった。臓器が元気でいれば、われわれは健康長寿を手に入れることができる! 抗加齢医学の第一人者である著者が、最新の研究から健康と老いの真実を解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るんるん

28
メモ〔ミトコンドリア〕真核細胞の歴史→ミトコンドリアのエネルギー分子ATP産生→脂肪酸を取り込み有効に活用する働き→働きが低下するとその栄養源ブドウ糖脂肪酸が血液にだぶつき肥満の原因。ミトコンドリアの障害は臓器炎症メタボリックドミノにつながる〔ミトコンドリアの元気回復①〕ミトコンドリアを作り出すたんぱく質は長寿遺伝子の影響うける→長寿遺伝子は脂肪や糖のカロリー減によって増化〔回復②〕ミトコンドリアの7割は筋肉細胞にある→有酸素運動少し息があがる運動で筋肉を虚血させることでミトコンドリアの機能が高まる2015/02/08

月讀命

26
私達人間は、生きていく為に『食べる』『動く』『息をする』事によってエネルギーを得て活動する事が出来る。その様に進化してきた人間は、体内の消化器官を専門的にかつ効率よく複雑に進化させた。効率よくミトコンドリアを活性化させ、糖質、脂質からエネルギーを作り出し、身体の働きを良くする事により健康な体質を維持できる。現代人の大食や運動不足といった行動は、先祖から受け継いできた遺伝子に逆らうものであり、メタボリックから始まる病気の連鎖に繋がるものである。食べる。動く。イキ(息)をする=イキ(生)る事なのだから。 2011/09/10

shinjihm

10
ちょっと専門用語も出てきますが、簡単にいえば、僕たちは必要以上に食べ過ぎている、ということです。「なくなるべきものが存在し続けることこそが、メタボ、そして老化の大きな原因である」という文章が出てきますが、それだけラクに高カロリーの食料を口にできてしまうという現実があります。きちんとした知識を得てから行えば、食事制限も運動も長く続けられるものです。脂肪をためこまず、「食」というものと上手に付き合うためのノウハウが学べる本だと思います。2015/11/30

文章で飯を食う

8
少食が長寿に効くのは知っていたが、運動も同じ効果をもたらすとの事。ミトコンドリアを活性化させ、糖質、脂質からエネルギーを作り出し、身体の働きを良くする。また、活性酸素を無害化する酵素の産生も促すようだ。その運動もちょっと強めの運動が良いようだ。少食多動。昔からの智恵が証明されていくようだ。2016/09/28

Gatsby

3
メタボリックドミノの恐ろしさとミトコンドリアの大切な働きがよくわかった。さっそくカロリー制限に移る。ホンマかいな。2010/09/09

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